春季リーグ戦は4位/春季関東学生1部リーグ戦

2012.05.28
 春季リーグ最終戦は、延長戦の末山梨学大に1―2で敗れた。この結果4位が確定し、全日本大学王座決定戦の初戦は富士大との対戦が決まった。

 小櫻光暁主将(商4=横田)が欠場したこの試合でも、序盤からチャンスはつくった。攻守の切り替えも早く「中盤の形はできていたし、DF陣はしっかり守れていた」(小池文彦コーチ)と締まった展開に。だが早大戦に続いてこの試合も決定力を欠き、得点には結び付かず、前半は0―0で終えた。

 明大が先制点を挙げたのは後半13分、PCから松尾賢治(商3=岐阜総合学園)がフリックシュートを決めた。後半中盤の時間帯に得点を挙げ、このまま逃げ切るかとも思われたが、試合終了間際に同点に追い付かれ、ゴールデンゴール方式の延長戦では前半開始直後に失点。勝ち切ることができず、1―2で試合終了となった。

 6月16日からはトーナメント一発勝負の全日本大学王座決定戦が始まる。暑さと連戦との戦いにもなるが、このリーグ戦で選手層に厚みが出てきたのはプラス材料だ。「1年生も周りの癖が分かってきて、伸び伸びできるようになってきた」と宮田知監督。昨年の東日本学生選手権をはじめ、近年トーナメントでは結果を残してきているだけに、いいイメージを持って大会を迎えたい。