リーグ戦最終周…2連敗でリーグ戦5位に終わる/春季関東大学男子1部リーグ戦
最初に1セット目を取り流れが来たかと思われたが、セットカウント1-3で中大に惜しくも敗れてしまった。
1セット目、明治大学が3連続ポイントを先取し、この後も澤田潤主将(商4=浜松日体)のクイック攻撃や杉本匠(政経2=聖隷クリストフファー)のクロスへのスパイクが決まり、相手のミスも重って序盤は良い流れで試合を進める。しかし、20点目以降逆転され1点を争う攻防。デュースとなり嫌な流れになったが、27点目に杉本のスパイクで決め、最後も杉本で締めて接戦を制した。
2セット目は大塚陸(政経・3=日本航空)の時間差攻撃などで点を重ねる。1点を交互に取る展開となり、終盤までもつれたが、23点目から3点連続で取られ、このセットを落としてしまう。
3セット目からは次第に中大ペースに。流れも悪くなり、相手のサイド攻撃にも苦戦し、このセットも落としてしまった。
しかし、4セット目。サイド攻撃や鎌田将人(法=城山)のブロックポイントもあり、終盤まで粘りをみせたが、最後まで及ばなかった。
負けたものの最後まで選手達は諦めず、自分達のプレーを貫き通し、必死にボールを追いかけた。この試合で得たものは大きいはずだ。
日体大戦
リーグ最終戦の相手は日体大。19日の中大戦で惜しくも3-1で敗れた明大にとって、この試合の勝敗や他大の試合結果により順位変動があり得るため、気が抜けない重要な一戦となった。
1セット目、序盤から両者譲らない激しい攻防戦が続く中、明大は杉本・有田賢史(政経2=福岡大大濠)のサイド2年生コンビを中心とするスパイカー陣の活躍で日体大に食らいついていく。しかし最後は相手にスパイクを決められ、23―25の接戦の末、このセットを落としてしまう。
続く2セット目は、1セット目に引き続き激しい点の取り合いが繰り広げられるも、なかなか流れを引き寄せることが出来ない。相手の粘り強いレシーブ力に阻まれ、21―25で続けてこのセットも落としてしまう。
何としてでも相手から1セットも取るべく臨んだ勝負の3セット目。チーム全員の勝利への強い思いがプレーにも表れたのか、序盤からスパイクが決まり、点数を重ねていく。途中相手に同点に追いつかれ、逆転のピンチを招くも、最後は3連続ポイントを決め、25―19でこのセットをものにし、1-2で食らいつく。
このままの勢いでポイントを重ねてたい明大だったが、セット中盤で逆転を許したのをきっかけに、最後まで流れを取り戻すことが出来ず、20―25で惜しくも敗れた。
試合後、リベロ・瀧野頼太(政経1=創造学園)は、今日の試合を振り返り「今日は自分のプレーのほぼ全てに反省が残る結果となってしまった。」と悔しそうな表情で答えた。
これによりリーグ戦の最終順位は5位と、厳しい結果に終わった。また、サーブレシーブ賞には大塚陸(政経3=日本航空)が選ばれた。
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