2連勝でグループリーグ突破/関東大学女子選手権

2連勝でグループリーグ突破/関東大学女子選手権
快勝で本戦へ
 快勝で本戦出場を決めた。高さに勝る明大はインサイドを攻める。積極的なインサイドでのプレーに相手のファールも増え、着々と加点。明大で一番高身長の内田美緒主将(理工4=明星学園)は第1クォーターだけで11得点を挙げる活躍を見せた。
 ディフェンスも機能した。インサイドを意識し、相手を中に入れさせない。外角からのシュートが決まらない千葉大はなかなか得点が伸びない。対照的に攻守がかみ合った明大は、前半だけで30点の大量リードで完全に主導権を握った。
 後半は相手に得点を許してしまうものの、メンバー全員が出場し、全員の力で勝利を収めた明大。本戦出場を決め、明日へと駒を進めることになった。

先週の試合とは対照的な結果に
 先週は後半に一気に点差を離した試合となったが、今試合では前半に相手を突き放す形となった。悪く言えば「むらのある」チームの状態に、4年生の工藤安沙子(国際4=東京成徳大)は「ここをどうやっていくかが課題。安定したプレーをしたい」と不安は隠せない。
 次の試合の相手は東京女体大。今年は3部に降格したが、昨年まで2部でプレーしていた格上の相手となる。内田は「今日のような試合をしていたら間違いなくやられてしまう。相手に向かっていく気持ちを持って試合に臨みたい」と気を引き締めていた。