初戦突破!東洋大に勝利/関東大学選手権
スターティングメンバーは中東泰斗(文2=光泉)、安藤誓哉(情コミ2=明成)、西川貴之(情コミ3=東海大付四)、伊澤実孝(政経1=愛産大工)、皆川徹(営2=京北)。
第1クォーターはスタート直後、両チームとも点が入らずロースコアで試合が進んだ。しかし、開始2分。中東の3Pシュートが決まるとチームは徐々に勢いづく。交代でコートに入った目健人(政経3=京北)も3Pシュートで得点。「ずっとやってきたプレッシャーをかけるディフェンスができた」(安藤)とディフェンスもしっかり機能し、攻守ともに好スタートを切る。残り14秒、土井慧吾(政経2=日本学園)のリバウンドから安藤がレイアップシュートを決め、21-13で第1クォーターを終えた。
第3クォーターは両チームともファウルを重ね、なかなか点が入らない時間が続いた。しかし、目の3Pシュートをきっかけに安藤もゴール下の相手を難なくかわし、点を稼ぐ。直後、東洋大ボールを中東がスティール。ボールは森山へと渡り、華麗なダンクシュートに会場が沸いた。その後も目や岩渕俊紀(国際2=新潟商)の3Pシュートが次々と決まる。さらには森山のレイアップシュートにバスケットカウントと続けて点を稼ぎ、66-41で最終クォーターへ。
第4クォーターは絶好調の目の3Pシュートが爆発した。開始24秒でまず1本を決めると、その後も3本の3Pシュートを沈める。この10分間、1人で12点を稼いだ。西川や安藤も続けて3Pシュートで得点し、伊澤もゴール下へ切り込みシュート。最後は相手の厳しいディフェンスに24秒ルールのバイオレーションを犯す場面もあったが、90-52と大差での勝利となった。
関東トーナメント初戦を勝利で終えた明大。次は同じ1部リーグの専大が相手だ。連勝となるか、ここで終わるか。「専大戦が1つの壁」(安藤)と選手たちも次なる戦いに向け、気を引き締める。
☆試合後のコメント☆
塚本ヘッドコーチ
「(試合を振り返って)今日は相手というより、自分たちとの戦いだった。今日は制約を外して好きにやれと言った。1年生は今積み上げてきている最中。チームのコミュニケーションはだいぶ取れてきた。練習でもかなり声が出るようになった。(今日の試合では)何回か悪い場面もあったけど、チームの雰囲気はいい。これを継続させていかなくてはいけない。(次の専大戦について)この専大戦からが始まり。木曜日までにチームを仕上げなくてはいけない」
目
「(試合を振り返って)チームがいい形で入れた。練習試合では負けている相手だったのでやりにくい感じがあったので、いい形で入れたのは良かった。(かなり声が出ていていい雰囲気に見えましたが)この間のミーティングでもっと話し合おうと決めた。森山や西川と自分たちで何ができるかわからないけれど(2年を)サポートしていこうと決めた。(この試合好調の要因は)相手の監督が父親だったので、成長したのを見せてやろうという気持ちで臨んだらいい形で出た。(木曜はおそらく専大との戦いになりますが)専大はゴール下の争いが激しくなると思う。それに対して自分たちが気持ちで負けず当たっていけるかを意識してやっていきたい。」
安藤
「(試合を振り返って)今日はずっと練習でやってきたプレッシャーをかけるディフェンスができた。雰囲気も良かった。声を出すことは意識している。声を出さないと、勝てるゲームも落としてしまう。(新チームは)1年生もだいぶ慣れてきて、雰囲気は悪くない。(今日の試合での反省は)もう1歩前に出るディフェンスが課題。個人としてはもっとゲームの流れを読み取らなくてはいけない。それで自分たちの流れがつくれたらいい。(次の専大戦について)専大戦が一つの壁。専大はフィジカルが強い。4年生もいっぱいで経験もある。勝つことが大事になる。自分たちのディフェンスで勝ちたい」
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