100点ゲームで好発進/関東大学女子選手権
100点ゲームで好発進/関東大学女子選手権
100点ゲームで試合制す
第2クォーターから明大の怒涛(どとう)の攻撃が始まった。高さに勝る明大は、174cmの内田美緒主将(理工4=明星学園)と173cmの工藤安沙子(国際4=東京成徳大)を中心にしてオフェンスを展開する。2人の得点が伸び始め、相手の意識が2人に向けられると、すかさず小島つばさ(国際3=東京成徳大)が外から切れ込みシュートを決める。中から外と良いリズムで着々と加点を続けた明大。このリズムがディフェンスにも良い流れを呼び込んだ。明大のディフェンスに外でボールを回すことしかできない群馬大は、第2クォーターだけで2度の24秒オーバータイムを犯す。攻守ともに完全に勢いに乗った明大は、後半も攻撃の手を休めず、100点ゲームで試合を制した。
得点を量産した工藤

大勝に笑顔の伴と川副(左から)
第2クォーターから明大の怒涛(どとう)の攻撃が始まった。高さに勝る明大は、174cmの内田美緒主将(理工4=明星学園)と173cmの工藤安沙子(国際4=東京成徳大)を中心にしてオフェンスを展開する。2人の得点が伸び始め、相手の意識が2人に向けられると、すかさず小島つばさ(国際3=東京成徳大)が外から切れ込みシュートを決める。中から外と良いリズムで着々と加点を続けた明大。このリズムがディフェンスにも良い流れを呼び込んだ。明大のディフェンスに外でボールを回すことしかできない群馬大は、第2クォーターだけで2度の24秒オーバータイムを犯す。攻守ともに完全に勢いに乗った明大は、後半も攻撃の手を休めず、100点ゲームで試合を制した。
得点を量産した工藤
活躍光った2人のルーキー
これまでチームを引っ張ってきた工藤に「今年の1年生は頼もしい」と言わしめた2人のルーキーの活躍が光った。まず1人目がG(ガード)の川副舞(理工1=富士学苑)だ。1年生ながら司令塔としてゲームをまとめ、この試合の勝利に大きく貢献した。スピードもあり、相手をかき回す。
もう1人が、F(フォワード)の伴真衣香(文1=東京成徳大)だ。攻守ともにバランスのとれた選手で、1年生ながらプレーに安定感がある。これから、内田と工藤に次ぐスコアラーとなりそうだ。
来週は千葉大との対戦が控えている。3校でリーグ戦を行い、1位のみが本戦に出場できる今大会。千葉大が群馬大に勝利しているため、来週の試合で勝った方が本戦出場への切符を手に入れる。絶対に負けられない試合。この2人のルーキーの活躍が勝利へのカギとなる。
大勝に笑顔の伴と川副(左から)
☆試合後のコメント☆
内田
「(この試合を振り返って)新チーム初の公式戦を戦えたことが一番良かった。しかし、出だしが課題。試合までにモチベーションを持っていくことをもっと意識していきたい。(新チームとなって)一人一人個性があるから、その一つ一つを大切にしたい。(来週の試合では)課題を改善しながら、楽しみながらやっていきたい」
工藤
「(今日の試合を振り返って)相手のチームのレベルに合わせてしまった。途中からは気持ちを持っていくことができたので、上り調子になった。(内田)キャプテンに走り勝とうと言われ、それを実践することができた。(来週の試合では)今日の試合でできなかったことをやれるようにして、来週の試合に臨みたい」
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