主将の価値ある勝利で白星発進!/関東学生春季1部リーグ戦

2012.05.05
 2年連続のグランドスラムを胸に駒大との開幕戦に臨んだ。過去の対戦でも駒大とは競った試合展開になることが多く、そう簡単には勝たせてもらえない相手。勝利をぐっと引き寄せたのはキャプテンの粘りだ。最後は5点差から追い上げ、逆転勝利でチームを盛り立てた。脇を固める2年生もきっちり仕事を果たし、まずは1勝目を挙げた。

 主将の1勝が流れを呼び込んだ。2番手の松下海輝(商1=希望が丘)が敗れた中での登場。根田雄一主将(営4=仙台育英)は第5セットまで勝負がもつれ込み、セットカウントは9-4と大きくリードを奪われる展開。それでも「誰かが落としても誰かが取るのが大事」(根田)と嫌な流れを自ら断ち切った。先に仕掛ける姿勢が功を奏し、ここから6連続ポイントで一気に追い抜く。その後、マッチポイントを握られても持ちこたえ、しのいだ末に15-13で貴重な勝利を積み上げた。

 今回がデビュー戦となる松下海は硬さが見られながらも、駒大のエース格相手にフルセットまで持ち込む健闘ぶり。「試合に出る以上は勝ちたかった」(松下海)とリーグ戦初勝利へと意欲をのぞかせた。

 勢いづいたチームは続くダブルスと岡田崚(商2=愛工大名電)で手堅く勝ち、春季リーグ優勝へ向けての第一歩を踏み出した。

◎応援にいこう!!
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◆5・5 日大戦:10:00~ 法大戦:15:00~
≫会場アクセス
・日野市市民の森ふれあいホール
――JR中央線「日野駅」より徒歩15分

※入場料無料