最終戦に勝利し、関東トーナメントへ弾みつける/京王電鉄杯
また、連続でオフェンスリバウンドを取られ、なかなかリズムに乗れない。4分を過ぎると、3Pシュートや速攻が決まり、終了間際には、安藤誓哉(情コミ2=明成)が個人技からジャンプシュートを決め、中盤離されかけたが、15―16で第1クォーターを終える。
第2クォーター。法大はディフェンスを2―3ゾーンにするが、西川がゾーンのギャップを効果的に攻め、4連続で外角のシュートを決める。しかし、明大のディフェンスが機能せず、パスランや外角のシュートを決められ、点差が開かない。ルーキーの伊澤実孝(政経1=愛産大工)の連続得点もあったが、32―33と1点リードを許し、第2クォーターを終える。
第3クォーター。明大は中東が積極的にゴールを狙い始め、中東の連続得点や、土井慧吾(政経2=日本学園)の力強いオフェンスリバウンドなどで、流れを引き寄せる。しかし、法大の外角のシュートが好調に決まり、結局点差を広げられない。このクォーターで中東は、11得点と奮起し、49―48と逆転して第3クォーターを終える。
第4クォーター。両チーム、一進一退の攻防を繰り広げ、全く点差が開かない。残り5分、明大はこの試合初めてのタイムアウト。ディフェンスを、ハーフコートのプレスディフェンスにする。残り1分、安藤が1対1からレイアップをねじ込み、3点差。残り10秒で、安藤がターンオーバーを犯すも、何とか1点差で逃げ切った。
☆試合後のコメント☆
塚本ヘッドコーチ
「(今回の大会について)この大会では出ていないやつを使いたいというのと、今年のリーダーは泰斗(中東)と誓哉(安藤)だから、40分間2人を出してどれだけのプレーをするのかというのを試していた。試合の成績はどうでもいい。伊澤がどれだけ使えるかも知りたかった。(関東トーナメントがありますが)成績というのはあまり考えていない。4カ月後の秋のリーグ戦で、インカレでシード権をもらえる3位以内に入りたいと考えている。あと4カ月しかないから、その間にどれだけ伸ばしていけるか、選手たちとどう戦っていくか考えていきたい」
西川
「(今回の大会について)初戦はパスばかり回してしまったので、攻めることを意識した。本数は打てたと思う。この大会で攻めた方がうまくいくことを感じた。(関東トーナメントについて)春先は個人のスキルを上げることを意識してきた。それがどれほど通用するか試していく」
目健人(政経3=京北)
「(今大会について)昨日(29日)3年が駄目で、3年で集まって話し合った。普段から2年生に頼っているから、3年も頑張りたい。今日は西川がよくやってくれたと思う。(目選手が試合に出るときに、最も意識していることは) 僕や水口(法2=福岡大大濠)はシューターだから、外角のシュートを意識している」
安藤
「(今回の大会について)ワンプレーを丁寧にやろうとし、昨日からできてくるようになった。(今大会の良かったところについて) 泰斗(中東)と自分がチームを引っ張っていく芽が出た。ただ、チーム内でのコミュニケーションが取れていなかった。(1年生とプレーして)伊澤が良い技術を持っている。ポストプレーなどがうまく、自分が生かせていけたらと思う」
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