後半追い上げるも 垣田入賞ならず/女子部記録会
4月の最終日に明治神宮内の弓道場で行われた第50回女子部記録会。昨年度は笹田愛莉(営3=富士宮東)が36中で優勝した。今年度は矢部夕貴(農4=八王子東)と垣田ゆき(政経2=秀岳館)の2名が出場する。しかしどちらも力及ばず入賞には至らなかった。
午前9時から午後5時にかけて個人で合計40本の矢を射、的中率を競う本大会。他の大会以上に集中力・体力が続くかどうかがカギになってくる。
本大会に初出場した垣田は昨年度1年ながらリーグ戦で的中率9割をたたき出し、個人3位で新人賞を獲得した。11月に伊勢で行われた女子東西戦でも笹田と共に東軍として出場を果たし、笹田と並び立つ明大の柱と言える選手だ。
それだけに本大会での入賞が期待されるも垣田は1本目から的を外してしまう。その後も調子が振るわず毎回1本以上矢を抜いてしまい、前半を20射12中で折り返す。しかしここでは終われない垣田。後半は驚異的な集中力で皆中を連続で出し、20射17中と立て直す。しかし前後半合わせ40射29中と上位には食い込めなかった。また4年の矢部も射が安定せず40射11中とふがいない成績だった。
次の大会は6月に日本武道館で行われる関東インカレだ。昨年度女子部は関東インカレ団体戦4位という悔しい結果だった。本大会の経験を糧にして目指すは関東インカレ制覇だ。
関連記事
RELATED ENTRIES