先制するもリード守れず/関西学大定期戦
“青”の壁はやはり厚い。昨季学生王者の風格に押し切られた。第2クォーター開始直後、関西学大ファイターズのパントをDB#19松崎隆朔(政経2=日大三)がブロック。ボールをそのままエンドゾーンに持ち込み先制した明大グリフィンズ。しかし、その後はファイターズのパス攻撃に苦しめられ14―29で敗れた。太平洋戦争直後に始まった“青の関学”ことファイターズとの65回目の定期戦。今回の敗戦でファイターズに50勝目を献上した。
新体制が発足して間もないこともあり、両チームとも細かいミスでピンチを招く場面が多々あった。とりわけ反則数ではグリフィンズの4に対して、ファイターズは6を記録。しかし、それでも自滅しないところに昨季学生王者の強さが垣間見られた。一方、反則数は少なかったものの、グリフィンズはファンブルで2度攻撃権を失っている。ファンブルしたボールを敵チームに押さえられると、その地点から敵チームの攻撃が始まるので即失点につながりかねないミスだ。QB#2杉浦祐治(文4=駒場学園)からRB陣へのピッチプレーのタイミングが合わずファンブルや、相手ディフェンスに捕まり陣地をロスする場面が見られた。ミスや反則が重なっても要所を抑えるファイターズと、そのまま崩れるグリフィンズの違いがスコアとなって表れた。
2TD差をつけられて敗れたが、その中でも光るプレーはあった。DL#55金田充功(政経3=日大三)の2度のパスカットや、試合終盤相手RBをライン外へはじき出すタックルを見せたLB#52佐々木壮人(政経2=駒場学園)のプレーは目覚ましく、試合前「気持ちを全面に押し出して戦う」(DL#10石渡怜雄・商4=法政二)とチームで意思統一した結果は出た。またグリフィンズの持ち味であるラン攻撃も威力を発揮した。RB#33高松俊幸(政経4=駒場学園)やRB#25小形亮介(政経3=日大三)、そしてQB#15廣瀬湧基(商2=足立学園)のキープランは今季のグリフィンズの攻撃を支えるプレーになりそうだ。
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