ルーキー特集part1

2012.04.07
 今年度、明大競走部に入部した長距離部門の選手たちのコメントを紹介します。

江頭祐輔(商1=佐賀県立白石)
「明大に入りたいと思ったのは箱根優勝が近いと思ったのと、有名なところで誇りを持てるようになりたかったから。同期の印象は、昔も会ったような感じがする(笑)。違う高校だったけど、昨日の敵は今日の友という気持ち。練習は一人一人の練習ということで自由なことが多い。雰囲気はとても良くて、そこは高校のときと同じような感じ。(4年間の目標は)箱根優勝。そのためには人と一緒ではいけないと思っている。死に物狂いでやらないといけないと思っている。箱根優勝のメンバーになれるように、人一倍、いや人1,5倍くらい努力したい。(スピード型かスタミナ型かで言うと)分からないが、こだわりを持たずに鬼ごっこのようにとにかく前を追うのが持ち味だと思う。1人で走るとリズムが崩れることがあるので、そこは大学で直していきたい。(目標とする選手は)高校の監督の松瀬元太さんが(箱根)10区の区間記録を持っているので、それを4年間のうちに抜きたい。もしくはそれを超えるような力をつけたい。(自分の性格を一言で表すと)”笑”という一文字。人を笑顔にするのが好きなので」
◆江頭祐輔 えがしらゆうすけ 商 佐賀県立白石高 14分16秒58(5000m自己ベスト)

太田翔(情コミ1=洛南)
「明治に入ったのは箱根駅伝をチームメートと競い合って目指せるチームだと思ったから。それから、洛南からも多く入っているから。チームは和やかで楽しい。昨年の明治の情報はあった。そこまで注視はしていなかったが、最終的に結果を残せるのは強いチームの証拠。すごくあこがれた。明治はトップレベルの選手ばかりだが、その中でも結果を残したい。目標は洛南の先輩である廣瀬さんや文元さん。2人とも13分台で走れるすごい選手。身近な先輩の後ろを追って、最終的に並べたらいい。自分はスピード型。長い距離はなかなか結果が出せない。トラックの方が好きで、ロードよりも結果を出しているし、走りやすい。1万やハーフは経験がないのでしっかり練習して結果を出したい。長い距離を走るための練習をしっかりしたい。目標は箱根で走ってチームに貢献すること。トラックでも活躍して幅広く活躍したい」
◆太田翔 おおたしょう 情コミ 洛南高 14分31秒30

木村慎(商1=浜松日体)
「明治に来た理由は鎧坂さんや高校の先輩でもある杉浦先輩、石間先輩という尊敬している先輩がたくさんいて、自分もその場で活躍したいと思ったから。(箱根の3位は)見ていてうれしかった。次からそういうチームで出場できれば自分のレベルアップにもつながると思った。同期はいろいろな地方から来ているし、個性があって面白い。この代では横手が即戦力として見られていると思うので、自分は横手に負けないように、同期に負けないように食らい付いていきたい。自分はスピード型。大学でもそのスピードを伸ばしていきたいし、距離を延ばしても継続できる力を付けないと通用しないと思っている。スピードを生かした走りができるように頑張りたい。今年の(箱根駅伝の)東洋大学さんの記録はすごいものだと思うけど、先輩たちも負けていない。自分は少しでもその戦力になれたら。一番の目標は優勝。貢献できるように頑張りたい。4年間での目標は三大駅伝出場もそうだけど、世界大会に出場すること。鎧坂さんが世界クロカンに出て、そういう伝統が築かれつつあると思う。自分もその伝統を築いていけるような選手になりたい。大学の練習は高校よりも「個」を強くするというその通りだと思う。大学では任される部分が多いぶん、負う責任も多くある。(自分の性格は)明るくて負けず嫌い。同学年には負けたくない。というより誰にも負けたくない。(座右の銘は)気合いと根性」
◆木村慎 きむらしん 商 浜松日体高 14分21秒18

齋田直輝(文1=伊賀白鳳)
「明大に入りたいと思ったのはだんだんと強くなっていて、自分のあこがれの大学でもあったから。(箱根3位は)全員でのつなぎの駅伝で、それが明治の強さだと実感した。自分はスタミナ型。同期も全員僕より強いし、自分は実績的にも劣っている。少しでも早く追い付きたいと思っている。目標とする選手は高校の先輩の中村匠吾(駒大)さん、高林祐介(トヨタ自動車)さん。強さのある選手になりたい。(練習の印象は)レベルの高い人が集まっている。先輩たちの一つ一つのことに対する姿勢が見ていても感じ取れる。(4年間の目標は)箱根駅伝に出場すること。(性格は)マイペース。自分のペースで練習できるという意味では強みでもあると思っている。(座右の銘は)努力に勝る天才なし」
◆齋田直輝 さいたなおき 文 伊賀白鳳高 14分41秒19

福濱駿(営1=出雲工)
「明治に入りたいと思ったのは近年速い選手が多く、強い人の中で練習したいと思ったから。箱根を見ていて本当に見応えがあった。一人一人がベストの走りをしていて、ずっとワクワクしながら見ていた。練習は今までやってきたこととは変わらない。ただ質は高い。タイム設定も高いし、インターバルのリカバリーも短かったりする。他の人よりも努力を重ねたい。明大の競走部は思ったより自由な部分が多い。そのぶん自分に甘えたら伸びない。練習の質は高い。ライバルは長距離走者全員。特に同級生には負けたくない。そのために人よりたくさん練習したい。今年の目標は、出雲のメンバーに入ること。地元の出雲を走れたらベスト。そのために夏合宿の走り込みが大事だと思う。4年間の目標はケガが少ない選手でいること。大学で伸びる選手は4年間でケガが少ない選手。そのために体のケアは怠らずにいたい。最終的には箱根を走って優勝に貢献したい」
◆福濱駿 ふくはましゅん 営 出雲工高 14分48秒00

牟田祐樹(農1=西武学園文理)
「高3のときに個人で明治の練習風景を見させてもらって、雰囲気が良くてあこがれがあった。最初は、こんな強い人たちの中で自分が……と思っていたけど、徐々に強い選手の中で自分も強くなっていきたいと思い始めた。また、自分は理系なので、勉強との両立ができるということも魅力の一つ。高1のとき、都大路特集の雑誌で当時高校3年生の北さんを見て、この人みたいになりたいと思っていた。明治に興味を持ち始めたのはここから。自分は高1のときには強くなかったので、北さんには刺激を受けた。速い人たちと一緒に走りたいと思った。(大学の練習は)周りのレベルの高さに圧倒された。高校の考えのままで大学に行ったら通用しないと思った。横手のように強豪校から来た新入生が多いが、自分の学校はスポーツ学校ではない。能力とかを考えると下の方で、劣っていると思う。(ライバルは)ライバルというよりも、自分自身に勝つことが重要だと思う。高校でも自分と競る選手がいなかったので、自分で自分を追い込んでいた。妥協などしなければ強くなれると思う。自分はスピード型。理由はスタミナがないから。高校時代に距離を踏む練習ができていない。メニューにも組まれていなかった。高校の先生は、これからピークを迎えられるような指導スタンスで、大学行ったら伸びるぞと言われている。自分は先頭に出たがるタイプ。後ろで控えて走るのは良くない。ラストのスパートに自信がある。ラストの400まで行けたら絶対勝てるという自信がある。箱根に絶対に出ることが目標。でも、箱根は通過点にすぎないと思っている。箱根で終わるのではなく、世界を目指せるようになりたい」
◆牟田祐樹 むたゆうき 農 西武学園文理高 14分14秒66

山田稜(理工1=九州国際大付)
「理工学系でも受けられる大学を探していた。明治は菊地さんなど理工学部で活躍している選手がいた。自分も文武両道を目指したい。今年の箱根駅伝を見ていて鎧坂さんが2区を走れない中、みんなでカバーして最後は鎧坂さんが3位でゴールして、感動した。自分の高校はそんなに陸上が強くなかったので、そういうチームで一緒にやれることがうれしい。箱根を見て気合が入った。大学の練習は苦しいかと思っていたが、やってみると楽しい。高校と比べるとレベルはもちろん高い。みんな自分より速いので、他の選手を目標として追い付きたい。今年はまず練習に慣れたい。4年生になるまでに箱根に出場するのが目標」
◆山田稜 やまだりょう 理工 九州国際大付高 14分25秒31

横手健(政経1=作新学院)
「高校のOBには明大に進んだ人はいなかったので、今までなかったことをしたいと思った。明治大学がどんどん強くなっていく途中だったので、自分もそういう風にやっていきたいと思った。先輩は後輩にすごく優しくしてくれて、だいぶ前から一緒にいたんじゃないかと思うくらい。仲良くさせていただいている。(箱根駅伝の3位は)鎧坂さんとか予定通りのメンバーは組めていなかったと思うが、見ていて感動した。来年自分が入ってもっと上を目指したいという気持ちにもなった。(同期について)自分が持ちタイムは一番速いと思うが、気を抜けばすぐにやられてしまう。切磋琢磨(せっさたくま)しながら勝負事とかでは常に一番でいたい。ライバルは青山学院大学の久保田、東洋大学の服部。高校時代からよく競っていたので。(大学の練習は)距離が増えるからたまっていく疲労も圧倒的に多い。しっかりやり切る力を付けなければレースに出られない。基礎的なところが高いと思った。陸上を本格的に始めたのは、高校から。中学まで野球をやっていたが、秋には駅伝チームで出場していた。(スピード型かスタミナ型かで言うと)高校1、2年の頃は長い距離が得意だと思っていたが、高校3年になりスパートする力も付いてきた。どちらでも対応できると今は思っている。前半から突っ込む方だと思う。(大学駅伝が高速化していると言われていることについて)見ている方としてはすごいとしか言えない。自分がそのレベルに達していないので何とも言えないが、同じ大学生になると思うし、練習次第では(追い付くのも)不可能ではないと思う。今は力の差がある気がするが、チームの一員として差を埋めていきたい。4年間の目標は年ごとの世界大会をきっちり目指していくことと、箱根駅伝で総合優勝すること。せっかく鎧坂さんという先輩がいて偉大な記録を残していたので、できればそれに肉薄するというか、更新するような力を付けたい。今年度の目標は大学生活に慣れることと、駅伝メンバーに入って結果を残すこと」
◆横手健 よこてけん 政経 作新学院高 13分58秒86

渡邉諒(政経1=埼玉栄)
「伝統があって自主性を大切にしてくれる。そういう理由で明治を選んだ。親が陸上をやっていたので小さいころはよくマラソンとかに出させられていた。今は生活の一部になっている。先輩たちの練習はメリハリをつけてやっている印象。尊敬するのは同じ部屋の大六野さん、主将の菊地さん。特に菊地さんは陸上に対する思いがすごい。まだ先輩としゃべるのは緊張する。昨年の明治は箱根の印象が強い。鎧坂さんが2区から10区になって、全員が力を出し切った。3位だったのを見て、地力があると思った。今年の顔ぶれで一番はやはり横手。チーム内に目標があるのはいいこと。横手は自主性を持って練習に臨んでいる。苦しいときでもかなり追い込むので、同年代ながらさすがだと思う。自分はスタミナ型で、ロードが得意。自分の思うように走れるのが好きで、西さんにも高校の監督にもロードだと言われている。長い距離は好きなので不安ではない。目標は三大駅伝に出走すること」
◆渡邉諒 わたなべりょう 政経 埼玉栄高 14分24秒45