東大相手にサブのメンバーで圧勝/東京六大学リーグ戦

 第1クォーター、相手に3連続でシュートを決められ、リードを許してしまう。フロントコートにボールを運んでも、パスを回すばかりでシュートを打つことができず、わずか7点で第1クォーターを終えてしまう。
 しかし、第2クォーター以降にメンバーを一度変えた明大。その後は、古本樹(政経2=藤枝明誠)が中から、佐藤紘之(理工1=幕張総合)が外からテンポ良く加点。ここでペースをつかんだ明大は着々と点を取り、ディフェンスも機能し始める。第4クォーター終盤には、森山翔太(営2=市立船橋)がスティールからダンクを決め、気持ちの良い形で試合を締めた。

 先日の早大戦に負けたことで東京六大学リーグ戦での優勝は逃した明大。しかし、塚本ヘッドコーチは「春はあまり考えていない。あと(秋のリーグ戦までに)5カ月あるからその間に(チームを)作り上げる」とそこまで深刻には捉えてはいない。チームの目は既に5カ月後を見据えている。