立大に勝利も早大に敗戦。連勝ならず/東京六大学リーグ戦

 2日目は早大と立大と対戦。初日に続き連勝したいところだったが、結果は1勝1敗。特に早大戦では連携力の差が浮き彫りに。新体制の課題が浮き彫りとなった試合だった。

早大戦
 第1クォーターは加藤耕太郎主将(法3=世田谷学園)、安藤誓哉(情コミ1=明成)のシュートで先制に成功。しかし相手の連携に明大は翻弄(ほんろう)。スキを突かれ次々とレイアップシュートを許してしまう。さらにファールやバスケットカウントを与える苦しい展開に。第1クォーターを終えて、7‐19と序盤から早大ペースとなってしまう。
 続く第2クォーターも悪い流れは断ち切れず。逆転をしようと果敢に攻めるもターンオーバーを連発し、逆に相手にチャンスを与えてしまう。何とか加藤がバスケットカウントを取り、反撃するも前半終わって21‐34。点差はますます開いてしまった。

 第3クォーターも開始から連続でシュートを入れられてしまう。相手は一瞬のスキを突き、得点を重ねていく。第4クォーターに入り、水口雅也(文1=福岡大大濠)が連続3Pシュートを決める。終盤に入り流れが明大側に傾きつつあったが、時既に遅く56‐74で試合終了。早大の連携プレーに圧倒され、思うような戦いができずに敗戦してしまった。

立大戦
 早大戦とは打って変わって、アグレッシブなプレーが見られた。第1クォーター開始早々土井慧吾(政経1=日本学園)がファールから先制点を挙げる。その後も皆川徹(営1=京北)、水口、中東泰斗(文1=光泉)がし次々とシュートを決める。第2クォーターには田中成也(文2=高志)が連続でファウルをもらい点差を広げる。最後の最後でファウルを取られるも、34―22と明大リードで前半を終えた。
 後半も明大ペース。第3クォーターに加藤がバスケットカウントを取り、さらに中東と水口が連続3Pシュート。第4クォーターは目健人(法2=京北)が連続3Pシュートを決める活躍。そのままリードを保ち、78―61で勝利した。

 
 立大戦には勝利したものの、早大には敗戦。「経験がない選手が多い」(塚本ヘッドコーチ)と下級生中心のチームの課題を露呈した。経験不足をいかに個々の能力で補えるか。最終戦の東大戦を勝利で終え、幸先の良いスタートにしたいところだ。