(4)男子リーグ戦展望
強豪・日体大が最大の敵だ。全勝優勝が目標の明大。井村祐太主将(政経4=町田)が「日体大は強豪」と警戒するように格上の日体大との戦いは苦戦が予想される。昨年のリーグ戦では明大3804点、日体大3995点の191点差で敗戦。今年は雪辱を果たす。初戦の東海大戦と5戦目の慶大戦も重要だ。目標の関東制覇のために全勝を目指す男子チームにとって、初戦の東海大戦は落とすことはできない。井村主将が「東海大は自分たちより少しだけレベルが上。でも勝つことができたらチームのモチベーションが上がり勢いがつく」と話すように東海大との戦いが王座出場への大きな山場となる。5戦目の慶大戦は目標の全勝優勝を達成できるかが決まる戦い。実力が拮抗する慶大との戦いを制し、悲願の優勝を果たす。
若きエースがチームをけん引する。リーグ戦では前田悠帆(法2=東福岡)がチームを引っ張ることが予想される。1年生ながら今年2月の全日本学生室内個人選手権、全日本室内選手権といった全国大会に出場した新星エースは「自分が点数を出してチームを引っ張りたい」とリーグ戦へ意気込む。点数の目標を「どんな状況でも650点は切らない。平均で670点を出したい」と述べた前田。「今度は個人ではなく団体でレベルの高い舞台に立ちたい」と王座出場を誓った。中村和音(理工4=森村学園)の活躍にも期待だ。昨年9月に全日本学生個人選手権に部で唯一出場した中村和は点数をさらに上げるためにフォームを変更中。3月上旬の合宿中では点数を出せなかったが、「自分の理想に対しては近づいている」と手応えを感じている。「自分は団体戦が苦手。660点から670点を出して団体戦に対する自身をつけたい」と前田と共にチームを引っ張ることを誓った。
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