(8)クロスカントリー・山田香津也主将

2012.02.23

 部全体としての目標は、総合3位以内に入ること。近年のインカレでは早大・中大の2校が頭一つ抜けているが、明大もおととしは総合3位に入っている。
チームの軸になるのは昨年得点源となったクロスカントリー部門と、3人の実力者を擁するスペシャルジャンプ部門。スペシャルジャンプ部門には「調子もいいと聞いている。点数を取ってくれると思う」(山田主将)とチームの期待も大きい。そして、アルペン部門、コンバインド部門では1点でも多くポイントの上積みを狙う。
 
 山田主将は今年のチームの特徴を「いい意味で何でも言い合えるチーム」だと話す。練習は各部門で分かれており、同じ寮で生活するといっても全員で顔を合わせる機会は少なかった。今年は意識的にミーティングを増やし、練習方法などについて活発に意見交換を行った。その結果「すごく活気のあるチームになった」(山田主将)。

 インカレは各部門が結束し、チームとして臨む数少ない大会の一つだ。「チームとして戦うのは、シーズンではこれしかない。インカレが楽しみ」と山田主将。全員がベストな状態で大会に臨むことができれば、総合3位は見えてくる。