(7)クロスカントリー・三浦史敬

2012.02.19
 1年次は全日本学生チャンピオンスキー大会優勝、さらには昨年インカレの10kmフリーでは3位で入賞するなど、華々しい結果を残した三浦。昨年のインカレでクロスカントリー部門の個人種目で表彰台に上がったのは、三浦を除き全て早大の選手だった。クロスカントリー部門で圧倒的な強さを誇る早大に割って入ったこの経験が「早大に対抗できるくらいの競技力まで成長できた」と自信を付けた。そんな三浦が今年目指すのは、もちろん優勝だ。

 現在はスピードトレーニングよりも長い時間の走り込みに重点を置き「体力と技術的なところを1から見直している」と、結果におごらず謙虚に練習に取り組む三浦。「自分の表彰台は絶対獲得したい」と個人種目での表彰台を狙い、日々練習に励んでいる。また昨年大竹(平23政経卒)、杉沼(政経3)、三浦、山田主将(政経4)の4人で臨み、堂々の3位で入賞した4×10㎞リレーについては「優勝も不可能じゃない。目標は優勝です」と意気込んだ。

 昨年、ジャンプの不調を挽回したクロスカントリー部門。明大のクロカンといえば三浦と杉沼だ。同じ中学校でチームメイトとしてスキー部をけん引してきた同郷コンビ。高校は違えど、お互いを意識していた。杉沼について「良いチームメイト。競い合って練習してきたことが、自分の競技の向上になりました」と話す三浦。幼い頃から切磋琢磨してきたライバルと、今年も明大クロカンを盛り上げてくれるはずだ。

◆三浦史敬 みうらふみひろ 営3 新庄北高出