(4)コンバインド・柴草陽祐
インターハイ10位の経歴を持つ柴草。年末に行われたシーズン初戦となった名寄コンバインドチャンピオン競技会では16位と明大トップの成績を残した。
柴草は持久力を強化するため、大会前に1カ月間クロスカントリー陣の合宿に参加。そこではタイムレースで実戦的な練習も行った。その結果、今大会ではクロスカントリーの順位が5位。「予想以上の走りができた」と成年組でのこの好成績に驚きつつも、手応えを感じている。一方、ジャンプは練習では調子が良かったものの、本番では力を出し切れなかった。「気持ちの面の強化と確固とした技術が必要と感じた」とジャンプは課題の残る結果となった。
明治のジャンプ陣は昨年1年生ながらにして入賞した成田(政経2)や世界ジュニア出場が決定している高梨(営1)など、実力を持つ選手が多い。そんなメンバーと一緒に練習をすることでアドバイスをもらったり、刺激を受けたりする。今回はジャンプで出遅れて順位が伸びなかったが、「良い方向に成長していると感じている」ため、インカレでは本領を発揮してくれるはずだ。
初めてのインカレを迎える柴草。「入賞する自信がある。目標は6位以上」と頼もしく語った。コンバインドは選手不在だった時期もあり、ポイント獲得からはしばらく遠ざかっていた。そこでポイント獲得となれば、チームに大きく貢献することができる。「名寄での結果を受けてチャンスがある」と感じた彼の活躍に注目だ。
◆柴草陽祐 しばくさようすけ 政経1 飯山高出
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