
早大と練習試合 本番に課題を残す/練習試合
今年大躍進を遂げた明大ハンドボール部。この大会は新チームの主将に決定した布施(法3)を除く3年生が就職活動のため大会に出場が難しく、フレッシュなメンバーでの試合となった。
明大のスローオフで始まった前半、幸先よく新戦力の小島(法1)が飛び込み先制。さらに速攻から得点を連取し3-0とリードする。その後も小澤(法2)の右サイドシュートを得点源にリードを保ち、試合は完全に明大ペース。ディフェンスでは1-5ディフェンスを基調に相手のフローターにけん制し、キーパー荻原(営2)のファインセーブも重なり失点を抑える。しかし終盤得点がストップしたところで3連続速攻を食らい結局11-10ときん差で折り返す。
迎えた後半、松本監督が「全然駄目だった」と顔をしかめるように開始から6連続失点し一気に逆転を許す。エース・池辺(政経2)や、松本監督が「戦力として期待できるレベルになってきた」と話す安田(農2)が必死に相手ディフェンスを食い破ろうとするが、なかなか得点を奪えない。それでも20分過ぎに坂倉(政経1)が得点を奪うと池辺が連続で得点し5点差まで詰め寄る。しかし終盤、早大の速攻とセットオフェンスからのブラインドシュートに苦しみ最後は9点差を付けられ18-27と完敗した。
試合まで時間のない状態でも「いずれはこのメンバーでやる。そういう面でも貴重だし、僕個人としても社会人相手にどこまで通用するか楽しみ」(池辺)。この大会でラストとなる寺田主将(商4)も試合中チームを鼓舞する姿が見受けられた。早大とのゲームで出た課題を修正し本番に臨んでほしい。
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