ブロック2位でシーズン終了、今シーズンを振り返る/練習取材

☆コメント☆
DL#9 高橋(輝)主将(法4)
「自分たちの代が始まった当初、リーグ戦で全勝して初めて全国へのスタートラインに立てるという共通認識を持っていた。神頼みのような状況になったが、日大に負けた以上優勝はないものと考えていた。ただ、全力でやり切った。フットボール生活に悔いはないし、後悔もない。一日一日全力でやってきた4年間だった。主将としてやってきた1年間は反省することをテーマにしていた。この反省の1年間は今後の人生の大きな糧になると思う。今の自分があるのはフットボールのおかげ。自分を夢中にさせてくれたグリフィンズのフットボールに恩返ししたいし、今後も何らかの形でフットボールに関わっていきたい。この4年間のグリフィンズ生活なり7年間のフットボール生活は年を取っても忘れないと思う。自分の心や頭の中に残せて満足している。グリフィンズは、学生主体ということもあり4年生の本気が強さに直結するチーム。来年の4年生には、自分たちをいい意味で踏み台にして頑張ってもらいたい」

DB#13 岩下(営4)
「昨年よりディフェンスは良かったが、まだまだやれた。どんな状況であれ0点で抑えれば勝てる。日大戦では1TD取ってくれていたので、自分たちが抑えれば勝てた試合だった。平均失点が減ったとはいえ、そこで抑えられなければ意味はない。昨年の様にロングパスで一気に攻め込まれるというのは少なかったが、3rdダウンからの攻撃を止められなかった。また他大に比べターンオーバーが少なかったという印象もある。来季はDBの層が薄くなるのが不安要素。国士大戦でも下級生メインでプレーさせていたが、結局ロングパスが通されるなどまずいプレーが多く自分たちが出ることになった。経験不足を春のオープン戦で何とかする形になると思う。DBというポジションは全部のパスを止めるのは本当に凄いプレーヤーでなければ不可能。だからこそパスを1度通されても、立ち上がって次は絶対止めるという気持ちが大事。そこを後輩に伝えていきたい」

RB#6 宇佐美(政経4)
「(この1年間は)一言で言えば一番いい経験ができた年だった。つらいことは多かったが、足りていないことを見直せた1年だったと思う。 (リーグ戦で一番印象に残っていることは)日大に負けたこと。特に自分が勝敗を決するミスをしてしまったことが高校大学7年間プレイしてきて初めてのことだったので特に心に残っている。(4年間の競技生活で得たものは)まずはチームとの絆。下級生の時は伸び伸びとやらせてもらっていたが、上級生になり上に立つことの大変さや責任感を痛感した。(競技生活で挫折した経験は)正直3年生までは挫折という経験はなかったが、4年生の日大戦では挫折感を味わった。ただ、その挫折のおかげで次への思いが高まったし、日大戦で勝っていたらああ(昨季東日本王者の早大に勝利)なってなかったと思う。負けたからこそ得たものがあったと思う。(RBが看板のチームの中で、ポジションに対するプレッシャーは)特に無かった。自分がFB(ボールを持って走ることよりも、走路を確保する役割を持つRB)ということもあり、自分がブロックすればキャリアーが走ってくれるという信頼感があった。今までのチームは自分のチームも周りのチームもコーチがたくさんいるという環境が当たり前だった。そういった環境の中で時にはコーチの練習に対して不満をもらしたりしていたが、グリフィンズに入って学生主体の大変さやつらさを思い知った。上に立つ人の苦労はグリフィンズというチームが一番実感できると思う。グリフィンズは初心者でも一流になれる素晴らしいチームだと思う。(引退に寂しさは)寂しさはあるが後悔はしていない。朝起きて「何時から練習だからもう少し寝なくては」という生活だったのが、目が覚めて「そういえばもう練習ないんだ」と思うことがしばらく続いた。そういうふとしたときに引退を実感した。(後輩へ)1、2年生は自分の能力がフルに出せるように伸び伸びと思い切りやってほしい。3年生は上級生として4年生を支えてほしい。4年生は責任を背負ってチームを引っ張ってほしい」

LB#8 長田(商4)
「ディフェンスチームとしては完成度が高く充実した1年間だったと思う。しっかりとディフェンスが止めれば去年圧倒された早大も倒せることが証明できた。ディフェンスへの意識を変えられたことが収穫。ディフェンスリーダーとして意識した事はミスをしないように一つ一つのプレーにクオリティを上げるようにした。自分たちは2位だったのでぜひ後輩たちには甲子園に連れていってほしい」

RB#31 川上
「(今季を振り返って)オフェンスが若かったのでつらいことも多かったが、結果には満足していると言えば満足している。正直始まったときはこのオフェンスでここまでできると思っていなかった。早大に勝てたことは良かったが、やはり日大戦に負けたことが一番悔いに残っている。日大は強かったが勝てない相手ではないと思った。下級生がそれを分かってやってくれれば、いい負けと言ったらおかしいが意味のある負けになると思う。リーグ戦の最初は甘く見るというか格下の相手であったので初戦の専大も苦戦したが、そこから徐々に油断せずやるというのは意識変わってできた。しかし最終戦の国士大戦で油断して完全にやられたので、そこは4年生がしっかり最後まで持っていけなかったのは悪かった。自分は立場的にも副将であるので、自分が気の抜けたプレーや中途半端なことをやったら下級生に伝わってしまうと思ったのでそれだけは絶対にしないようにと思ってやっていた。(今後注目したい選手)はWR#1鈴木(謙)。春先はケガであまり出ていなかったし、まだ3年生としての自覚がないなと思っていた。しかしリーグ戦が始まって、特に日大戦で負けたときからやる気を出しているというのがすごく伝わってきたので変わったと思った。それが早大戦の勝ちにつながったし、全員にやらなくてはいけないというのが広がった。(今季のオフェンス陣)オフェンスは実力のある選手が抜けていってしまったので、そこを埋めなくてはならなかった。やはりQBが若くなってしまったので、QBがどれだけ成長できるかが強くなるか弱くなるかのカギだった。それはオフェンス通しての課題であるし、それ以外にもブロックであったり穴を抜けるスピードであったり、WRであったらしっかり球を取るなど細かいところを課題にしていた。QB#16廣瀬(商1)は最初の方は頼りないところがあったが、最後の方は日大戦もそうであるががむしゃらにやってくれたのでそれが一番良かった。(来季のチームについて)ディフェンスは主力選手が多く抜けてしまったので層も薄い。去年の自分たちと同じ状態になっていると思う。そこでオフェンスがどう考えるかが来季のチームがどうなっていくかにつながる。(4年間を振り返って)ケガをしている時期が一番辛かったが、その分3、4年で楽しむことができたのでいい4年間だった。ケガでできなかった分は今季で全部出し切れたと思う。後輩たちのおかげでここまでできたので、来年は自分たちがいけなかったところまで頑張っていってほしい」

LB#4 櫻井(商4)
「1年生から3年生で選手、4年生で主務としてやってきて、プレーヤー時代はチームに貢献できなかったが、今年はようやくチームに貢献できたかなと思う。野崎総監督とは毎日のように何時間も電話した。(野崎総監督は)関東の大学フットボールをつくり上げた偉大な方。この1年間は本当にいい経験になった。総監督はいろはこそ教えてくれるが、ポリシーとして学生には目標とすべきところを提示するだけなので、総監督の言わんとする目標をどう理解し選手に伝えるか、目標に対しどのようにアプローチしていくかを考えるのが本当に大変だった。(今年のリーグ戦については)うまくかみ合えば日大には勝てたと思う。ただ、日大に勝っていたら早大には勝てていなかったと思う。また、主務という立場はチームで一番客観的でなければいけないし、嫌というほど現実的にならなければいけない。いつも理想と現実の間で板挟みになっていた。正直なことを言えば春の時点で今シーズンは3勝4敗も十分あり得ると思っていた。それぐらいシビアに考えていかなければならない。(大学ではコーチやスタッフが充実しているチームが多いがグリフィンズのような学生主体のチームの良さとは)机の上でTDは取れても、フィールドでTDがとれるとは限らない。人と人との戦いだし、最後にやるのは学生。選手がやらなければ意味がない。そういうグリフィンズに誇りを持っている」

DB#21 高橋(和・政経4)
「日大と早大とは優勝争いになると分かっていたので、そこで日大に勝てなかったというのが一番きつかった。オフェンスが点を取れなかったというのはあるが、結局はディフェンスが取られなければ負けないので、しっかり止めていれば勝てたと思う。早大戦では日大戦後からの2週間でオフェンスが立て直してくれたのが勝利の要因。DLがしっかりやってくれたのでDBも守りやすかった。自分たちは崖っぷちの立場だったので一つ一つ気持ちを入れてやれたのが大きかった。去年の早大戦ではタックルミスがあって負けてしまったのでタックルはしっかりやってきたし、システムの整備なども4年生で最後までやった。(ディフェンス陣の活躍が光ったが)ディフェンスで勝ってきているという気持ちは正直ある。入ったときからディフェンスのチームという印象だったので、今年もやっていけたらと最初から思っていた。(新体制のチームについて)DL#9高橋(輝)やLB#8長田など1年生から試合に出ていたというのは大きいし、DBも四つの内三つが抜ける。そこで後輩たちが自分たちでどれだけ連携とか、詰めるところをどれだけ詰めるとかだと思う。しっかり詰めていければ優勝も狙える。中でもLB#5柳やLB#52佐々木は1年生から試合に出て成長していると思う。佐々木は日体大戦でミスを連発していたが日大戦で立て直してくれた。(4年間を振り返って)最初はこの学年の中でも1番フィジカルが弱かったので心配していた。しかし、関裕(平23政経卒)さんと一緒に筋トレをできたのが大きい。自分に妥協せずできた。ミスしてチームに迷惑をかけるのはやはりつらかった。(後輩へ向けて)やることをしっかりやれば絶対に勝ちにつながる。自分にどれだけ厳しくやれるかが大事と言いたい」

RB#91 中島(政経4)
「日大に負けたことで自力優勝はほぼ消えていたので、結局ブロック優勝が日大対早大の結果待ちのまま消えてしまっても、心の整理はついていた。とにかくオフェンスが足を引っ張ったという感じは否めない。(後輩へ)自分と同じような未経験の一般入部の連中がスポーツ推薦の人や経験者の中で勝ち残っていくのはやはり厳しいが、その中で自分の得意なことを一つ突き詰めていければそれが強みになる。元気なこと、大声を出すことでもいい。つらいことや大変なことはたくさんあるが失敗を恐れずにやってほしい。あとは勝ち負けを別にして、全部出し切ること。後悔のないようにやってほしい」

OL#53 藤井(雄・政経4)
「4年生が自分1人だけだったので、後輩に教えながら自分のプレーを高めるのは難しかった。日大戦ではOLがかなり足を引っ張ってしまった。OLはプレーの理解度が第一であとは試合経験。堅実なプレーをし続けられるかにかかっている。来季は4年生のOLが多く期待している。スタート・ヒット・ドライブで圧倒して欲しい」

WR#22 森野(営4)
「(今季は)オフェンスの喪失が大きくて、それを埋められなかったのが日大戦の負けにつながったと思う。特に田中蔵馬選手(平23政経卒・現オール三菱ライオンズ)の穴は、QB#16廣瀬とQB#2杉浦(文3)の2人だけではなく、オフェンス全体で埋めることができなかった。廣瀬は最初と比べるとオプションやランができるようになっている。表には出していないが心の中では自分が試合に出てやろうという気持ちを2人共持っていると思う。早大との試合は特にQB#2杉浦の組み立て方などが良かった。しかしその前後の練習では調子が悪かったので、その波を減らしていけば来年も絶対勝てると思う。(優勝に一歩及ばなかったが)自分たちが1、2年生のときもそれで勝てなかったし、今年もそれで2位という結果だった。日大に負けて結局最後は結果を待つという他力本願のような形になってしまったので、来年は全勝でブロック優勝してほしい。日大戦に負けてからオフェンスの4年生たちが絶対やらなければという意識が強く生まれた。それを1戦目から持って1回負けたら終わりという気持ちで戦わないといけない。最初は格下相手であったが、そういったことは関係なくチャレンジ精神を持つことが大事。(今季成長した選手)この1年を通してみるとWR#83前山(商2)。簡単なミスは多いが、プレーを見ていてキャッチ力などをつけていい選手になっている。(4年生が抜けた新体制について)RB#31川上が抜けるが、RB#33高松やRB#小形(政経2)たちは自分がやらなければならないというのは分かっている。オフェンスは4年生が抜けても大丈夫だと思う。(4年間を通して)本当に苦しい時があったが、その分楽しいこともあった。早大戦での勝利は本当に4年やってきて良かったと思った。大学入ってこの部活に入って充実していた。新体制になってレシーバーが自分1人だったときにどうしていけばいいのか悩んだりもした。つらかったというよりやらなければいけないと気付かされた。新体制でのオフェンスは核となる選手が各ポジションにいるので、その人たちが引っ張っていって他の選手がそれについていければいい。今年何がいけなかったのか反省して自分たちよりより良いチームにしてほしい」