府立大会に向けて直前インタビュー/練習取材
神田主将(理工4)
府立を迎えるにあたって、雰囲気はどうですか。
――雰囲気的にはもうやるしかないという感じになってきた。去年よりもケガ人が多いにもかかわらず、みんな練習に出てきて自分にできることをしようとしている。そこが去年と1番違うと思う。戦力も充実してきている。
1年間主将としてやってきましたが。
――試行錯誤の1年だった。自分が理工学部ということもあり、授業との両立が難しかった。練習面は同期の西野が、それ以外はマネジャーの板倉がサポートしてくれた。自分は人に強制するのが苦手なので、向いていないなと思う時もあった。なんとかやってこられたという感じ。
府立での目標は。
――浜田(中大)とは団体戦では2年くらい当たっていないので、府立では戦いたい。前期は天国と地獄を味わった。今はそれをプラスに考えられている。あとはベストを尽くすだけ。
去年と比べて部の雰囲気はどうですか。
――今年は去年言われてきたような練習不足はないと思う。神田と2人で練習を曜日によって分担制にした。自分が担当する練習は、時間よりも密度を重視する練習をした。細かく時間を区切ってモチベーションを落とさず、それでいて追い込むことができる練習を心掛けた。その結果として、部員全員にスタミナがついたかなという印象がある。
最後の府立に向けてどんな思いを抱いていますか。
――自分の中できれいに終わりたいという気持ちがある。自分のためにやるわけではないが、結局はそれがチームのためになればいい。とにかく勝ちにいく。負けてもいいから前に出てやるという気持ちで臨みたい。
岡部(文3)
――今年は下級生が元気で、上級生がもっと頑張らないといけないという気持ちがある。去年の府立より、明治の団体戦の層も厚くなっている。
3年生として1年間なにを意識してきましたか。
――今年の府立は4年生にとって終わりの府立だけれども、自分たちにとっては自分の代が始まる府立になる。来年引っ張っていく立場になったとき、どうあるべきかを考えた。その結果、部のことを考えて行動するようになった。
府立に向けての意気込みをお願いします。
――自分がどの学年でも最後に4年生を優勝で送りたいという気持ちがある。今年から連覇していけるようになりたい。
向井(商3)
――今年は神田先輩というものすごく強い先輩が部長になったので、この人に勝とうという目標ができモチベーションが上がった。下を見れば、榊原と大貫が2人とも強くて抜かされないようにというプレッシャーもあった。だから、去年よりも意識を高く持っていくことができた。
3年生としてどのような気持ちで取り組んできましたか。
――自分は一般入部だったので、後輩の一般入部の手本になるようにやってきた。また、上も下も少ないから、人数の多い自分たちがしっかりしないと、という意識を持ってきた。
府立に向けてコンディションはどうですか。
――3年目ということもあって、来年の自分たちにもつながる大会なのでしっかりやっていきたい。
目標はもちろん…。
――もちろん、優勝で!
久保島(情コミ3)
今年の部の雰囲気はどうですか。
――今年は1年生が一般もたくさん入ってくれて、練習の雰囲気が良くなった。
今年はどこに重点を置いて練習してきましたか。
――平松や加藤といった同期は、組み技を得意としてやっているけど、自分は立ち技だけでやってきた。その中で相手と組まずにどこまでやっていけるかを中心に練習してきた。
府立に向けてコンディションは良いですか。
――大きなけがも特になかったし、コンディションは悪くない。組んでくる相手が多い中でどうやっていけるかが課題。試合に出るからには、自分の持ち味を出して絶対に勝ちたい。
加藤(文3)
――今年は部全体が締まっていて、人数も多く雰囲気としてはとても良い。
3年生として意識してきたことはありますか。
――上級生が締まらないことをすると練習の中で後輩にも影響してしまう。そういう面で3年生はしっかりしていかないといけないと思う。
府立に向けて目標などありますか。
――関西勢とはなかなか当たる機会はないが、気持ちの面で絶対に負けないで試合に臨みたい。
大貫(文1)
――大学に入る前は、部活という形でしか拳法をやったことがなかった。練習量も高校からやっていた人に比べ劣っていた分、不安もあった。けれども同期にも先輩にも恵まれて、いい雰囲気でやることができた。
府立に向けての雰囲気はどうですか。
――雰囲気は良いと思う。ここにくるまでいろいろな波があった。選抜で悔しい思いをしたけれども、5月のリーグ戦の時の雰囲気に持っていければ負けないと思う。
コンディションは良いですか。
――不安は特にない。風邪で1日休んでしまったけれども、自分の中では大会前にあまりがつがつやるより少し休みを入れた方が本番良かったりするのでいい気分転換になったと思う。
目標は。
――全国制覇。そして神田先輩を胴上げしたい。
榊原(法1)
――府立に近づくにつれて、練習内容もだんだん濃くなってきた。自分もその練習についていったら、だいぶ動けるようになって、体もできてきたが、大会前に体調を崩してしまった。やる気だけが先行してしまい体がついていかなかった。
府立では。
――もし自分が出してもらえるなら、4年生の先輩は最後だから、必ず勝って優勝に貢献したい。
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