格下・学習院大に後味の悪い勝利/関東学生秋季1部リーグ戦
秋季リーグも終盤を迎え、高揚感のなさが大敗を招いた駿河台大戦から1週間。7・8位決定戦のために明大は慶大日吉グラウンドを訪れた。この日の相手は学習院大、予選リーグを6-0と大差で突き放した格下であった。完全にゲームメークしていた前回とは違い、リードを許すなど不安な立ち上がりを見せた明大。「逆転できると思っていたので全く心配はなかった」(宮田監督)とはいえ、勝ち得て反省のできる試合内容となった。
先制したのは明大だった。開始から積極的に相手陣内へボールを運び、前半4分にPCの好機。これを濱中(法4)が押し込んで1-0とする。しかしその2分後、学習院大の右サイドからの攻撃に対応できず失点。「2点目が取れればそのまま主導権を握れる」(宮田監督)のにゴールが遠い。その上、前半13分にも学習院大のシュートが決まり、早々に逆転されてしまった。焦る選手たち、切り替えがうまくできず、広いフィールドでの攻防。「失点が早い」(小池コーチ)という課題がこの試合でも形になった。ボールを支配しているにもかかわらず、なかなか得点にはつながらない。その後は互いに煮え切らない時間を過ごしたまま、1-2とリードされて前半を折り返した。
先制したのは明大だった。開始から積極的に相手陣内へボールを運び、前半4分にPCの好機。これを濱中(法4)が押し込んで1-0とする。しかしその2分後、学習院大の右サイドからの攻撃に対応できず失点。「2点目が取れればそのまま主導権を握れる」(宮田監督)のにゴールが遠い。その上、前半13分にも学習院大のシュートが決まり、早々に逆転されてしまった。焦る選手たち、切り替えがうまくできず、広いフィールドでの攻防。「失点が早い」(小池コーチ)という課題がこの試合でも形になった。ボールを支配しているにもかかわらず、なかなか得点にはつながらない。その後は互いに煮え切らない時間を過ごしたまま、1-2とリードされて前半を折り返した。
日付 | 対戦相手 | 開始時間 | 場所 | スコア |
---|---|---|---|---|
予選プール | ||||
9・11 | 東農大 | 13:00~ | 駿河台大グラウンド | △1-1 |
9・18 | 山梨学大 | 14:45~ | 法大多摩グラウンド | ●0-2 |
10・15 | 学習院大 | 14:45~ | 慶大日吉グラウンド | ○6-0 |
5~8位決定戦 | ||||
11・6 | 駿河台大 | 10:45~ | 慶大日吉グラウンド | ●1-4 |
11・13 | 学習院大 | 9:00~ | 慶大日吉グラウンド | ○3-2 |
1部2部入替戦 | ||||
11・27 | 未定 | 未定 | 慶大日吉グラウンド |
逆転を図りたい後半、5分にPCを獲得。これを若槻(商4)が素早いパスでゴールに収め、まずは振り出しに。さらに4分後、与えたPCをGK飯塚(文3)が弾く。そのこぼれ球を右サイドから小桜(商3)が敵陣へと先導し、最後は若槻がシュート。カウンターに成功し、3ー2と再び優位に立った。前半に比べ、攻めに慎重な姿勢の明大。自陣の最後尾で構える吉仲主将(法4)や松山(理工4)にボールを戻して形勢を立てる。落ち着いたプレーでエリアをキープし、攻撃は最大の守りとばかりにシューティングサークルを突いた。得点こそ入らなかったものの、相手にホッケーをさせないという意味で後半のプレーは上々であった。点差は動かず3-2と逆転勝利で終了。この結果、明大は秋季リーグ7位となった。
順位決定戦の最後を勝利で終え、一段落ついた明大。しかし東日本学生選手権の王者の成績としては素直に喜べない。「試合になると自分たちのホッケーができない。原因が分からない」(吉仲主将)と暗中模索の状態。この先に2部との入替戦が待っている。「2部落ちどころか記憶では初めて」(宮田監督)の入替戦。それまでに「練習を重ね、ゲーム感覚を養う」(小池コーチ)ことで勝利し、なんとしても1部を死守してもらいたい。
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