3年ぶりの一桁順位も、悔しさの残る総合8位/全日本学生選手権

2011.11.14
 「総合6位入賞」を目標に掲げて挑んだ全日本インカレ。総合7位につけて最終日を迎えたものの、弱風に対応できず失速。順位を一つ落とし、総合8位で大会を終えた。

 「悔しい」(小林主将・政経4)。3年ぶりの一桁順位にも選手たちの表情は険しかった。昨年に比べて技術は向上したものの、「勝負所の気持ちの強さがない」(小林主将)。まだまだ上位校との差が大きいことを痛感するレースとなった。

 この大会をもって今季の公式戦はすべて終了。石垣助監督は1年を振り返って「失敗したレースを次に生かすための反省が足りない」と課題を挙げた。これからオフシーズンに入るヨット競技。乗船機会は減るものの、その分レースを振り返る時間は十分にある。このオフシーズンの過ごし方が、来季の躍進のカギを握るだろう。