(11th Period) 対談企画第3弾!DF編

守備からリズムを生み出す 本野亮介×佐藤光

  早大に逆転勝ちを収め、現在4連勝中と波に乗るアイスホッケー部。その早大戦を前に寮で行った対談の模様を今週から全3回に分けてお届けします。第三回目は本野(商3)と佐藤(光・文2)の明大の攻撃を後方から支えるDF2人。同部屋ということで、気さくに話し合ってもらいました。

――ここ最近調子が上がってきているように見えますがいかがですか? 
 佐藤「負けが続いてから藤井監督が守りの確認の練習をするようになった。そこから、FWも守りの意識高くなって守りから攻めに転じるのが良くなったので、リズムも作れて得点にもつながっているんじゃないかなって思います」

 本野「秋リーグが始まって最初の方は中央に良い勝ち方して、早稲田、東洋といった強豪とやったわけだけど、あの辺でボロが出始めた。でも修正点は分かっていたから、それを中心にみんなが徹底してやったことが後半戦で上がってきている要因かなと思う」

――シーズン当初に比べてだいぶ守備の意識上がってきた? 
 本野「そうですね。だいぶ上がってきました」

――まだ足りない部分は?
 本野「さらに守りの意識の部分を強化しないといけない。同時に攻撃面も単発な攻撃が目立つ。春のチャリティーマッチではみんなが結構中で動いて良い攻撃ができていたけど、負けていた時は全然動けてなくて単発で終わっちゃっていることが多い。これからまた早稲田、東洋と当たるからそういうとこを意識すればもっと得点につながると思う」
 

 佐藤「長い時間守っていて攻めに転じた時にカウンターとかがあって、そこからまた守る時間が長くなって、失点する時があるので直していった方が良いと思う」

――お互いDFとしてすごい部分はどこだと思いますか?またはここが足りないなど。
 本野「球出しはすごい良いと思う。コーナーの1対1だったり相手との対人プレーとなると体も強くて負けない。去年からずっと1セット目で出ていて信頼しているし、足りないとなると、良いシュート持っているんだからもう少しディフェンスからのシュートがほしいかなぁ。後は、明治は守りが危ないからもっと光(佐藤)を中心に守っていくべきだと思うので、もっと声出してリーダーシップをとるような守りをしてほしい」

 佐藤「足りないところは…ないです(笑)」

――リスペクトしているところは?
 佐藤「全部。あり過ぎて何から言えばいいか分からない(笑)まあ、球出しに関しては相手の相手FWのプレッシャーをフェイント入れてかわしてから出すから、FWがプレッシャーかからない状態でパスをもらえますしね。守りに関しては1年生と組んでいるけど…声出してカバーしていて、ベンチに戻っても悪かった部分とか良かった部分を言ってあげていて、1年生も助かっていると思う。あと攻めに関してはFW3人以外に4人目として攻撃に参加するから、攻撃が単発で終わらずにセカンドブレイク、サードブレイクに繋がっているんじゃないかなと思う」

――今年の1年生はどうですか?
 本野「即戦力として期待されて入ってきた武修館の高橋だったり、聡人(梶原)はそこそこ力もあるし、まあもうちょっとできるかなって部分はあるけどそこそこ期待通り。まあまあかな」
 

 佐藤「その二人は先輩と組んでいるかあら、まだ遠慮している部分がある。高校の時みたいに、祐輔(高橋)でいうともっとダイブして自分でゴール向かうプレーがあると攻撃の流れも良くなると思う。パスに頼り過ぎている部分があるかな」

――お二人は同部屋ということで、お互いの性格を言いあってください。
 本野「とにかくいつもふざけている(笑)朝から晩まで(笑)あと、辛いもの食えないから面倒くさいんだよね」

――鍋をするにもキムチ鍋できないとか?(笑) 
 本野「そうそう(笑)」
 

 佐藤「そこはみんなに分かってほしいっす(笑)」

――佐藤選手から見て本野選手の性格は?
 佐藤「部屋の静かな時も一気に盛り上がるムードメーカー(笑)来年も楽しみです(笑)」