全日本学生優勝大会を終えて/事後取材
藤井(政経4)
「最後の大会から1週間が経って今は終わったんだなという気持ち。この4年間を振り返ると、もっと頑張っとけば良かったなと思う。最後の大会で負ければ誰もがそう思うと思います。今年のチームはみんな力があるいいチームだった。後輩たちにはもちろんインカレ優勝してほしい。あと残りわずかだけど後輩たちにできることをしたい」。
足達(政経3)
「(先週のインカレで)負けたのは悔しかったが、今は次へ向かっています。今年のチームはけじめがついるところは良かったと思う。来年はより良いチームを目指したい。まだ終わったばかりで1年生が入ってこないと具体的には考えられないが、後輩が頼れる4年生がいるというのが自分が思ういいチーム像。インカレまではまだ時間があるし具体的にはこれから考えていきたい。今年の自分に関しては本来の良さが出せたと思うし、比較的良かったと思う。これからは大将としてチームを引っ張るプレーをしていく」。
永山(政経3)
「優勝できたと思うので、なおさら悔しい。思うところもあったが、取れたのではとは思うところもある。そういうところをしっかりしていきたい。4年生の下で過ごした1年は、協力しあってできた1年だと思う。来年は上の立場になる。1・2年のときとは違い、全体を見渡さなければいけない。やらなければいけないことはいろいろある。特に1年~4年までの目標を同じにすること。難しいことだと思うが、それがやるべきこと。みんなを同じ方向、同じ目標に向かせることがチームとして大事。今年は仲も良く、どの試合も楽しかった。でも、最後の大会で三雲主将(政経4)が涙を流す姿を見て、「4年生も最後なんだな」と思った。(新人戦は)3年生は出場こそしないが、1・2年のチームを裏からしっかりビシビシサポートしていきたい。来年は自分の代の色、それを出せるチームにしていきたい」。
茂田(政経2)
「優勝できなかったのは悔しい。今年の自分については1年生のときは試合に出れなくて、今年2年生になって試合に出られるようになったので、そこは大学界でも勝てるようになったのかなと。力があっても簡単に勝てないのが大学の剣道なのでこれからは誰もが勝ちに納得できる試合をしたい。来年からは3年生で上級生になる。これまでは先輩たちに引っ張ってもらっていたがこれからは自分たちが引っ張っていく。今年の先輩方は剣道に対する意識が高くて、後輩にもいろいろ教えてくれるところが良かった。そういった先輩方のいいところは自分たちも受け継いでいきたい」。
樫原(法1)
「(インカレで負けたのは)悔しい。つなぎ切れなかったのが敗因だと思う。流れも良くなかった。自分たちが取るという気持ちももっと持って試合をしたい。(4年生は)心強かった。親切だったし、アドバイスもよくしてくれた。自分たちが4年になったときに、今の代みたいになれたらいい。三雲主将はうつわが大きかった。誰に対しても同じ接し方で、アドバイスもしっかりしてくれた。自主トレなんかもしていて、全員が認めていた。(来年は)チーム作りも大事。今みたいにつなぐことができないという教訓を生かしたチーム作りができればいい。来年は足達さんが大将になると思うが、大将につなぐという気持ちをもって戦いたい。今は先鋒をやっていて、全員が応えてくれる、そんなチーム作りだできていると思う。試合もしやすいし、そういう雰囲気づくりもできていて、今のチームは良い。(新人戦は)優勝が目標。1・2年のチームということは、自分たちが3・4年になった時に戦うチーム。そういう意味でも、この試合は大事になってくると思う。自分たちの代でしっかりやっていきたいと思う」。
大貫(商1)
「(インカレでは)悔しい思いをした。相手には勢いがあった。大体大にも負けてはいなかった。取りきれなかったのが敗因。先鋒が取ってきたのに、自分は取れなくて引き分けてしまった。つなげなかった。(4年生には)剣道の技術や人間関係の大事なことを教わった。特に剣道の技術は三雲主将から。心構えなんかも教わった。これからはまず選手になること。選手決めも激しい。でも、それだけチーム内で切磋琢磨していける選手が多いということ。それは心強い。インカレで三雲主将が泣いていたのをみて、試合の重みを改めて知った。4年生には最後にいい思いをしてほしかっただけに悔しい。(新人戦は)全日本の悔しさをぶつけたい。リベンジして優勝したい」。
4年生はインカレを最後に引退する。実質的な代交代がここで行われる。今後は3年生が部を引っ張っていく。今年は女子のインカレ、男女の新人戦とまだまだ大会も多い。男子の3年生が出場できる大会は今年はもう無いが、そんな中でもいかにして下級生を引っ張っていくかが大切だ。来年のチーム作りもこれから本格的に始まっていく。今年果たせなかった日本一の夢は、来年こそ成し遂げてほしい。
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