悔いの残るリーグ戦、インカレでの雪辱を誓う/関東学生秋季1部リーグ戦
東農大に引き分け、山梨学大には敗戦とここまで勝ち点1という苦しい戦いが続いた本学。先日東農大が山梨学大に勝利したため、1~4位決定戦への道が絶たれてしまっていた。しかし「どんな相手でも気を引き締めてやることを意識した」(吉仲主将・法4)と決して集中力を切らすことなく戦い抜き、6点を奪い圧勝した。
試合は序盤から本学が支配した。前半2分、若槻(商4)がドリブルで相手DFを引き付け、フリーになった松尾(政経2)へパスを送る。ここで松尾がPC(ペナルティコーナー)を獲得。これを相手に一度防がれるものの、再度獲得したPCから松尾が直接ゴールを割り幸先よく先制した。「早い時間帯に点を取れて楽になった」(宮田監督)というように、その後も試合は本学ペースで進む。前半9分には小桜(商3)が得意のドリブルで相手を次々とかわしゴール前まで攻め上がると、ここで再びPCを獲得。直接ゴールを狙ったシュートは一度相手GKにはじかれるものの、こぼれ球を小桜、松尾とつなぎ最後は安部(商1)が押し込み追加点を奪った。前半20分にもPCから得点し、前半を3-0で折り返した。
後半も学習院大に流れを渡すことはなかった。PCに加えサイドからの攻撃で3得点。6点差をつけ、力の違いを見せつけた。しかし、攻撃面では「10点取ろうと話をしていた」(小池コーチ)、守備面でも「ミスからやられかけるところがあった」(吉仲主将)と満足のいく内容とはいかなかった。
次は順位決定戦の前に全日本インカレ(10月30日~11月3日 岐阜県グリーンスタジアム)を戦う。昨年はベスト4に進出し、20年ぶりとなる全日本選手権への出場権を手にした。大舞台へ向け、吉仲主将は「(昨年のベスト4が)まぐれではないこと、今年のチームが強いということを証明したい」と力強く意気込む。秋季リーグ戦で味わった屈辱を晴らすべく、目指すのは日本一の頂だ。
日付 | 対戦相手 | 開始時間 | 場所 | スコア |
---|---|---|---|---|
9・11 | 東農大 | 13:00~ | 駿河台大グラウンド | △1-1 |
9・18 | 山梨学大 | 14:45~ | 法大多摩グラウンド | ●0-2 |
10・15 | 学習院大 | 14:45~ | 慶大日吉グラウンド | ○6-0 |
11・6 | 駿河台大 | 10:45~ | 慶大日吉グラウンド | |
11・13 | 順位決定戦 | 未定 | 慶大日吉グラウンド |
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