
順位決定戦に臨むも、悔しい敗戦 /関東大学女子3部リーグ戦
今日の試合は第1クォーターから競った展開となる。相手の厳しいマンツーマンとダブルチームに苦戦しながらも、7分半に7―8から小島(国際2)がフリースローを2本決めて逆転する。内田(理工3)が続けてシュートを決め、一歩前に出た明大はその後も得点を重ね、16―13で第1クォーターを終える。
このままリードを守りたかった第2クォーター。しかし、開始1分半から4連続でシュートを決められ逆転を許すと、終盤にも点差を離されてしまう。
第3クォーターは一時、3点差まで詰め寄るも、大事な場面で決定力を欠いてしまう。好機を逃すと、相手の高さを使った攻撃が決まり10点差がついてしまう。
最終クォーター、小島のシュートと野路(理工2)の3Pシュートでまたもや3点差とするが、このチャンスでもなかなかシュートが決まらない。逆に相手にシュートを決められてしまい、たまらず6分にタイムアウトを取る。しかし、相手に傾いた流れは変わらず試合終了。一つでも順位をあげるために負けたくない試合であったが、訪れた決定機をことごとく欠いてしまった明大に勝利の女神が微笑むことはなかった。
主力である工藤(国際3)がケガで試合に出られない中、神井コーチは「あのメンバーでよくやったのかなと思う」と決して悪い結果ではなかったと感じていた。「佐藤(理工3)や千葉(文1)が(工藤の分を)どうカバーしてくれるか」が来週の試合のカギとなりそうだ。
また、チームをけん引する内田は「悪い部分が全部出てしまった。課題だったゴール運びも克服できなかった」とさえない表情で一言。「今いるメンバーで点を取っていかないといけない」とケガ人が出て、もともと部員も少ない状況に不安は大きい。
来週の試合で秋季リーグの順位が決定することとなる明大。有終の美で一つでも順位を上げてリーグ戦を締めたい。
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