早大に破れ2年連続で準優勝/東京六大学チャンピオンシップ

2011.10.11

 今年16回目を迎える東京六大学チャンピオンシップが開催された。明大の前に立ちはだかるのは昨年王者・早大。またも早大に惜敗し準優勝という結果に終わった。

 明大は初戦から危なげなく勝ち星を積み重ね、最終戦を迎える。相手はもちろん早大。他大との対戦とでは、両校ともスピードも力も大きく上回って見えた。66㎏級の相澤(農4)、96㎏級の徳山主将(理工4)と、今年ラストイヤーの4年生が意地を見せ勝利する。特に徳山主将は全日本インカレでフリー、グレコローマンともに優勝を果たした大坂(早大)に対して粘りのプレーを見せた。しかし下級生が粘り切れず後に続くことができない。チームカウント2-5で敗れ、またも優勝という二文字には手が届かなかった。

 2000年に早大に勝利して以来、しっかりとした形で早大に勝つことができていない明大。チャンピオンシップで早大に勝ったのは、インフルエンザで早大が棄権し明大の不戦勝になった一昨年の大会のみだ。早大戦の敗因は下級生の力不足。次大会への課題が見えた。来週の全日本大学グレコローマン選手権、11月の中旬に行われる秋季新人戦までに下級生の底上げを図りたい。