(13)紫紺の襷とともに駆け抜ける 三大駅伝開幕!
ついに今年も駅伝シーズンを迎える。初戦は10月10日の出雲全日本大学選抜駅伝。全6区間、1区間平均7・4kmと短く、大きなアップダウンもないため順位変動が激しいスピード勝負の駅伝だ。特に最終6区は10・2kmと全区間最長コースであるためアンカー対決が繰り広げられる。
夏合宿を経て、先日行われたトラック記録会では出場した半数近い部員が自己ベストを更新し「全体としても距離を走る力は付いている」(遠藤監督)と手応えがある様子。
今シーズン鎧坂主将はトラック種目の1万mで日本人学生最高タイムとなる27分44秒30をマークし好調であることがうかがえる。昨年の出雲駅伝で1区16位と出遅れ苦い思いをした菊地は同じ出雲の舞台でリベンジなるか。さらに先日出場した記録会で部内上位に食い込む5000m13分台の自己ベストをたたき出し、好調をアピールした大六野や文元らは大学駅伝初出場に期待が懸かる。
「現時点のベストメンバーで臨む」(西駅伝監督)と意気込む出雲駅伝で、これらの戦力がかみ合い「前半遅れることなく、流れに沿っていくこと」を実現できれば、3強(駒大・早大・東洋大)の中に割って入り、3回目の出場にして初優勝も夢ではない。神有月の出雲路を紫紺の襷とともに駆け抜ける。
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