
決定力を欠きながらも、法大に勝ち今季2勝目/関東大学リーグ戦
これまでリーグ戦すべての試合で先制点を挙げられている本学。試合の立ち上がりの悪さが指摘されているが、さっそくピンチが訪れる。本学のオーバーメンバーから木谷が退場し、キルプレーとなる。あわや失点かと思われたが、ここはGKに入った伊藤(政経2)を中心にゴールの守りを固め、無失点に終わる。次に試合が動くのは第1ピリオド中盤の11:06。右サイドからのシュートを伊藤が弾くが、押し込まれ先制ゴール。4試合連続で先制点を浴びた。その後、小原が相手DFを突破し、絶好の機会をつくるが決めれず。そのままスコアは動かず第1ピリオドが終了する。
本学ビハインドで始まった第2ピリオド。試合は本学ペースで動き出す。序盤に牛来が相手DFのクリアから裏に抜け出し、GKと1対1となる。牛来はシュートを打つが、決めることができない。スティックをリンクに叩きつけ、悔しがる素振りを見せるなど、非常に惜しいシーンとなった。しかしその直後の05:46に牛来が同点シュートを決め鬱憤(うっぷん)を晴らす。さらに09:48には木谷が逆転ゴールを挙げ、2―1とし、その後も本学は攻撃を続ける。そして終盤の14:21にカウンターから山田が見事に叩き込み3―1とした。そして第2ピリオドが終了。このピリオドのシュート数は法大が6に対して本学が23と、本学がパックを支配した。
迎えた第3ピリオドは拮抗(きっこう)した展開に。本学のFW陣が相手ゴールに肉薄するも、ゴールを奪えず。その後中盤から終盤にかけて退場者が出て、苦しい展開になるも相手に追加点は与えない。第3ピリオドの最終局面では法大が6人攻撃をかけ、本学のゴールに殺到する。ここも本学はきちんとゴールを守り抜き試合終了。その一方でエンプティーゴールが期待されたが決めれずに、試合を終えることになった。これで開幕戦・中大戦以来の勝利となった。
「最後のフィニッシュがダメだった」(牛来)と今試合は決定力に欠くものに。しかし「今まで負け続けていたから、精神的に楽になった」(小原・政経3)とこの勝利は、これまで苦しんできたチームが自信を取り戻すきっかけになるだろう。次の試合は日体大戦、優勝への道は依然厳しい。これからの試合でいかに問題点を修正するのか、一戦一戦が勝負である。
主将が選ぶ「今日のMVP」
DF草森(政経4)
「最近出場機会に恵まれていなかったが、久しぶり出場でもいい動きをして、チームに貢献してくれた」(角橋主将)。今回は藤井監督のコメントが取れなかったため、主将が選ぶ「今日のMVP」としました。
Next game
◆10・1 日体大戦:12:00~
≫会場アクセス
・新横浜スケートセンター
――新幹線・JR横浜線・市営地下鉄の新横浜駅から徒歩5分
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