完封で勝利飾るも先へ課題を残す/関東学生1部リーグ戦
それでも、第3クォーターからのグリフィンズ攻撃陣は前半の不穏な流れを完全に断ち切り、さらにペースを加速させていく。まず、RB#31川上(商4)のロングランでエンドゾーン前でファーストダウンを獲得すると、そのままRB#25小形が持ち込みTD。その後もRB#33高松、RB#25小形がそれぞれTDを奪い完全に試合を決定付ける。第4クォーターに入っても攻撃の手を緩めず、RB#31川上が東海大ディフェンス陣を小刻みにかわし58ヤード独走のTDを決める。11:47にも、WR#1鈴木(謙・法3)が代わったQB#2杉浦(文3)からのランアフターパスでエンドゾーンまでボールを押し込む。終わってみれば、62-0の完封で試合を締めた。
これだけの大差で勝ちを収めたものの、監督や選手たちの表情はまだまだ厳しかった。「大差をつけて勝てたが関東学大戦とは違って内容が悪い」(岩崎監督)と具体的には不用意な反則が多かったオフェンス陣に課題を挙げた。開幕から3連勝を飾ったが、選手たちが見据えるのはこの先立ちはだかる強豪校だ。本当の戦いはまだこれからである。「今までやってきたことだと通用しない部分があると思うので全力でやるしかない」(廣瀬)。宿敵日大、早大との対戦が今季のターニングポイントとなるグリフィンズ。その試合の前にある日体大戦でどれだけ課題を克服できるかが大きなカギとなる。大事な一戦へ向けて選手も試合ごとに成長の兆しを見せてきている。夢のブロック優勝へ向けて真価が問われるときが来た。
☆試合後のコメント☆
岩崎監督
「オフェンスは不用意な反則が多い。大差をつけて勝てたが関東学大戦とは違って内容が悪い。ディフェンスはまずまず合格点だが、オフェンスはまだまだ。日体大・日大・早大には小さなミスが命取りになる。逆に相手のミスをつけるかもポイントになってくる。QBが1年ということもあり組み立てがどうしても単調になる。具体的には今日の前半のように。そこで、いかに選択できる一つ一つのプレーを堅実にやっていくか、ミスを少なくするかが大きな視点での課題になる。また、細かな視点では個々の能力・一対一で勝てなければ結局、上位チームに勝つことはできない。次に対戦する日体大はなかなか骨のあるチーム。今日の反省点を一つでも解消したい」
森野
「今日はディフェンスのおかげで勝てた。前半敵陣の深いところで攻撃を止めてくれたので有利なところから攻撃を開始できたが、自陣からもっと攻めていきたかった。あと、ミスで自滅というシリーズもあったのでなんとかなくしたい」
川上
「点差的には満足しているが、やっぱりパスで攻め切れていないところがあった。点数で言ったら50点くらい。パスは投げられていた方だと思うが、1年生にそこまで続けさせるのもかわいそうな面があるので、その分3年の杉浦が頑張ってくれればいい。(RB陣について)走れたと言えば走れたがインサイドで出せていない。全部外で捲(まく)っていってゲインしていく展開だった。これから上位校になってくると外を捲(まく)っても出られないことが多くなるのでインサイドで出せるようにやっていきたい。個人的には持っていくところで持っていけないところがあった。そこをどんどん追求していきたい。(日体大戦に向けて)ディフェンスが速くランを止めに来ると思うのでどれだけパスを出せるかが次の試合をうまく運ぶための課題」
廣瀬
「ランはできたがやはりパスが課題。後半から点差がついてある程度はパスを出せたが、前半から決めていかないとリズム的にも乗れないので最初から決めていけるようにしたい。プレーコールが前半からうまくいかなかったのでそこが反省点。(日体大戦へ向けて)前評判でいってもこれまで以上に強い相手。ランベースというのいうのは変わらないが大事な局面ではパスを投げなければいけないときもあるので要所で決めていきたい。試合に出る以上は1年生とかは関係ない。自分で引っ張っていくという気持ちを持ってやりたい」
関連記事
RELATED ENTRIES