善戦するも早大に惜敗/関東大学リーグ戦

 リーグ戦とインカレの2冠を目指す本学。開幕2戦目にして、昨年の秋季リーグ戦で準優勝の早大と対戦した。試合は第1ピリオドから3点を奪われる苦しい展開。その後の追い上げで3点を返すも、さらに2点を追加され、最後は力尽きた。

 両チームが互いに探り合いながら、穏やかに始まった第1ピリオド。一進一退の攻防が続いたが、10:46に攻め込まれ、先制点を許してしまう。パックの行方を全員で追ってしまう形での失点だった。さらに、守備の要である本野が2分間のペナルティで欠場している間の13:46と14:26に立て続けに決められ、3点のビハインドを負ってしまう。その後もポスト直撃のシュートを打たれるなど、早大ペースでこのピリオドを終える。

 なんとかして形勢を逆転したい本学は、第2ピリオド開始早々から積極的に攻め込む。しかし、一度は決まったゴールの判定が認められないなど、攻めあぐねる時間帯が続いた。ところが、怒涛の攻撃がようやく功を奏す。13:03に相手のパスをインターセプトした本野がそのままフリーでシュート。一度相手キーパーにはじかれたが、逆サイドにいた上野が冷静に流し込み、反撃ののろしをあげた。5分後には上野からのパスを梶原が落とし、牛来が豪快に叩き込み、1点差に迫って、最終ピリオドに入る。

 掴みかけている試合の主導権を握りたい本学。第3ピリオドは本学のペースで攻め始めるもなかなか得点は奪えない。そんななか、06:55にはカウンターから左サイドをドリブルで崩され、4点目を奪われてしまう。11:40に1点を返し、再び果敢に攻めるも、残り2分のところで追加点を許してしまい、そのまま試合終了。

 試合後、藤井監督は「ディフェンスゾーンでのポジショニングが悪い。相手FWにフリーの選手が多い」と苦言を呈した。角橋部門主将(政経4)も同じ課題を挙げ「中大に勝ったことで忘れてしまっていた」と反省していた。24日には昨秋のリーグ戦の王者・東洋大と対戦する。「(残された)練習時間は少ないが、守備の意識を徹底させたい」(角橋部門主将)。2冠に向けて厳しい戦いは続くが、しっかりと守備を立て直して、王者を打ち破ることに期待したい。

☆監督が選ぶ「今日のMVP」☆
藤井監督も「結果が結果なので…」とおっしゃり、該当者無しでした。

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◆9・24 東洋大戦:14:30~
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・ダイドードリンコアイスアリーナ
――西武新宿線「東伏見駅」駅前」