
勝利まであと一歩と迫るも無念の敗戦/関東大学秋季リーグ戦
一方男子は最後の最後まで勝敗が分からない戦いが続いたが、あと一歩のところでチームとしての勝ちを逃した。シングルスが連敗してしまい、チームカウント0-2。1つも落とせない状況となったがそこから明治が粘りを見せる。第1ダブルスを取り、続くは藤井・山口の1年生ペア。気合いを全面に押し出し、リーグ戦初勝利へ向けてプレーする。第3セット、デュースまでもつれてしまうが取りきる。チームの勢いは最高潮に達し、最終シングルスのエース田渕の試合。田渕が強烈なスマッシュを打っていくも、相手も巧みに返してくる。他の大学の試合が全て終わり、両チームの女子も応援に参加。ベンチと観客席まで一体となり、1ポイントごとにため息や歓声が会場を包んでゆく。試合はシーソーゲームとなり第1、2セットとも最後までどちらに転ぶか分からない展開に。どちらも譲らぬまま、とうとう最終セットを迎えた。中盤から田渕のショットが、アウトやネットに引っ掛かり少しずつ引き離されていく。体勢を崩しながらも返してはいくが、流れは完全に相手にいってしまいそのまま無念の敗北。ぎりぎりまで追い詰めたが、最後は逆転することはできなかった。
次戦勝利すれば、1部残留、入れ替え戦がそれぞれ自力で決まる男女。目標まであと一歩だ。
☆選手のコメント☆
<男子>
小野寺主将
「自分のところまで負けが続いたので、とにかく勝って流れを変えたかった。法大には絶対に勝たなければいけなかった。田渕には勝って欲しかったので、残念。シングルスが取れず、ダブルスで勝ったことは予想外だった。やってみないとわからない相手だが、中大戦は3―0で勝ちたい」
藤井
「(自身の)3連敗でモチベーションが下がったが、小野寺さんに試合は試合だから試合には出す、関係ないといわれた。1年生は勢いが必要だと思い直して、とにかく気持ちで負けないようにした。最後は自分のやるべきことをしっかりやりたい」
<女子>
森
「勝とうという気持ちがチーム全体にあって、1部へ向けてまとまっている。試合に出た人は出ていない人の分まで頑張らないといけない。気持ちは維持しつつも、リラックスして望みたい。どんなに悪くても、勝ちたい」
白井
「4―0でまわってきて、とにかく5―0にしたかった。1部に上がろうと必死で先輩の気迫に圧倒された。2ゲーム目はダメだったが、もっとできると奮い立たせた。サポートをちゃんとして、少しでもチームに貢献したい」
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