
攻守に明星大を寄せ付けず快勝/関東学生秋季リーグ戦
明大のスローオフで始まった今試合。開始5分間はオフェンスでパスミス、シュートミスが続き3-3ともたつく。しかしここから明大の持ち味であるディフェンスからの速攻が次々と決まりだす。クロスからエース・池辺(政経2)がロングシュートを突き刺せば、それをおとりに逆サイドで堤(営1)が切り込みシュートを決める。その後もさまざまなバリエーションの速攻で面白いように点が入り試合は完全に明大ペース。また先週の筑波大戦で機能しなかった ディフェンスの陣形を“0-6”から本来の“1-2-3”に戻した明大。相手のミスも相まって、ほとんど得点を許さない。明星大もタイムアウトなどで流れを引き戻そうとするが、26分には寺田主将(商4)から池辺へのスカイシュートが決まるなど明大の勢いは止まらず前半を19―8で折り返す。
後半に入っても明大のペースは続く。特にこの日好調の池辺の勢いは止まらず、13分までに7点を奪いこの日の合計得点は14点。連続得点王に向けてここ2試合はやや得点が伸びていなかっただけに復調の兆しが見えた。15分には30-15と点差が開き、次の試合に向けレギュラーメンバーを全て下げた明大。しかし「全然駄目。連係も個人も控えはレベルがまだまだ」(松本監督)と攻守においてちぐはぐなプレーが続いてしまう。終盤は点差もほとんど変わらず38-19で試合終了した。
攻守がかみ合い得意の速攻も機能し快勝した明大。しかし「負ける相手ではない」(寺田主将)と振り返るように今日の明星大は格下。このようなプレーを常に見せないと上位は見えてこない。明後日の相手は中大。しっかりと勝って残る上位3チームとの試合につなげたい。
~今日のコメント~
松本監督
「今日の試合は勝つだけでなく、残りの試合に弾みをつける試合にしようと選手に言い聞かせてた。今日は練習してきた速攻の形もできたし合格点と言える。(控えについて)全然駄目。連係も個人も控えはレベルがまだまだ。次の中大戦も今日のような試合運びでいきたい」
寺田主将
「負けるような相手ではない。だけれども得点を取られ過ぎで、しぼるところでしぼり切れなかった。上からのシュートをキーパーが止めてくれなかったのが誤算。ある程度上からは仕方ないが、次へ直さないといけない。オフェンスは問題ない。(19日の中大戦は)負けられない試合なので一戦必勝で」
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