(7)リベンジは全日本で!女子舵手なしペア3連覇だ!

2011.09.14
 8月のインカレで男女ともに6艇がメダルを獲得、女子舵手付きクォドルプル(オールを2本ずつ持った4人の漕ぎ手と舵手であるコックスの5人で編成される種目)は悲願の優勝を果たすなど、好成績を収めた明大端艇部。そして4年生にとって最後の大会となる全日本選手権が9月15~18日に行われる。

 女子舵手なしペアは、インカレでは08年度から全日本では09年度から勝ち続け「女子舵手なしペア=明大」のイメージも徐々に浸透してきている。高木(法3)と今井(法2)は昨年度同種目でインカレ・全日本の2大会で優勝を成し遂げており、2人はまさに明大のエースコンビだ。今年のインカレも「優勝しか考えていない」(高木)と昨年度と同じクルーで優勝すべく臨んだ。しかし、結果はまさかの4位。勝ち続けることの難しさを実感した大会だった。「悔しい」と2人は決勝のレース後に口をそろえる。「全日本では挑戦者の気持ちを忘れずに挑みたい」(今井)。優勝を逃した悔しさを味わった2人は、再び気持ちを入れ替え優勝に向かう。

 また、女子舵手付きクォドルプルにも期待が懸かる。一昨年のインカレでは敗者復活戦で無念の敗退、決勝には進めなかった。だが昨年度はインカレ、全日本ともに決勝に進み、2位と躍進した。そして今年のインカレでライバル早大の10連覇を阻止しての優勝。全日本でも早大を抑え優勝することができるのか。

 男子部も年々決勝に進む艇が増えており、確実に強くなってきている。インカレは5艇も表彰台に上る快挙だ。しかし、彼らの目標は優勝。まだまだ満足していないだろう。
 インカレが終わり全日本まで約1カ月と時間はそう長くない。その中で、どれだけ調整して臨めるか。1艇でも多くの活躍に期待したい。