接戦を繰り広げるも引き分けに終わる/関東学生秋季リーグ戦
前半はシーソーゲームで、点を取っては取り返されるという大接戦。その流れを変えたのは、途中出場の糸(商4)だった。前半20分に糸がファインセーブを決めた直後、明大が2連続得点を決め、試合の均衡を崩すかと思われた。しかし、ここで筑波大がすかさずタイムアウト。明大から堤(営1)のマンマークを受けていたために機能していなかった相手校のエース・14番の八巻を左45度からポストへとポジションを変えた。こうすることによって、明大のマークを外し八巻が機能するようにした。その直後に八巻に2連続得点を決められ追い付かれてしまう。前半終盤に追い付かれまたシーソーゲームの展開になるも、前半終了残り10秒で寺田主将(商4)が点を決め前半は1点リードで終えた。
1点リードで迎えた後半。開始50秒で八巻(筑波大)に得点を許し、前半同様のシーソーゲームへと突入。後半5分に明大の選手が警告を受け2分間の退場となり、相手に2連続ゴールを許してしまう。後半9分には相手にも2分間の退場者が出た。ここぞとばかりに堤、大倉(商2)が連続得点。離されることなくしっかりと追い付く。後半20分、今試合数々のファインセーブを見せているキーパー糸は相手の7mスロー(反則などによるペナルティスロー)を防ぎ、明大のリードを生む。しかし、ここでもリードを守り切ることができず、同点のまま試合は後半終盤へと進む。試合終了残り1分。明大のセットオフェンスとなる。春に勝利した時とほぼ同じ状況となりシュートを放ったのは明大のエース・池辺(政経2)。春はキーパーに弾かれながらもゴールを決めたが今回は枠をとらえることができず、試合終了。結果は引き分けであった。
「オフェンスは34得点したこともあり、しっかりと機能していたと思います。それでもディフェンスでは34失点。連携が悪かったこともあるけど、1対1での負けが多かったことが1番だと思う」と冷静に試合を分析した堤。来週までに修正しなければならないことは明確になっている。来週の試合では今季2部から上がってきた明星大や春季8位で終えた中大を迎える。ここでしっかりと修正し、春の上位チームである早大、日体大との試合に備えたい。
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