
粟津、まさかの予選落ち/日本学生対校選手権
昭和53年の第47回大会以来、33年ぶりの九州開催となった今年の日本インカレ。最後のインカレで優勝の期待が懸かった粟津は予選で敗退し、不本意な結果に終わった。
粟津は800m予選第3組に出場。400m通過時点では集団のトップを走っていたものの、後半の伸びが感じられず、3位に終わった。予選は5組2着+6名が準決勝に進出するため、この時点ではタイムで拾われる可能性も残っていたが、険しい表情を浮かべた。資格記録では第3組中トップ、全体でも3番目の記録を持っていたが、結果0秒07差で準決勝進出を逃し、まさかの予選敗退となった。
5000m決勝で「どれだけ走るか楽しみ」(山本コーチ)と期待された菊地は14位。序盤は大迫(早大)、オンサリゴ(創造学園大)らと集団を引っ張ったが、徐々に後退。3000mを過ぎ、早川(東海大)と並ぶように集団から脱落した。有村も2000m過ぎから先頭集団に離される苦しい走りだったが、長距離陣は合宿と合宿の合間を縫っての出場。「全体としても距離を走る力は付いてきている。合宿では故障者もそれほど出なかったし、順調に来ていると思う」と遠藤監督。まずは10月10日の出雲駅伝へ、ベストの状態で臨みたいところだ。
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