
風を制してSBRで柴田優勝/関東学生秋季選手権
埼玉県の長瀞射撃場で9月1日から4日まで秋季関東学生ライフル射撃選手権が行われ、本学は男子女子ともに総合2位という結果に終わった。
昨年の暑さとは異なり今年は強い風が選手を苦しめた。「風の影響で全体的に点数が上がらなかった」(柴田)と風の影響を大きく受けた今大会。3年生・柴田が50mライフルP―60・個人の部で優勝を果たした。「悪天候での射撃をシュミレーションしていて風を味方に付けることができた。初めて関東スケールの大会で優勝してうれしい」という柴田。10月に行われる全日本学生ライフル射撃選手権では「自己ベストで優勝したい」と語り、最終的な目標として「国際大会に出て優勝したい。そのためにも持永先輩、高橋先輩のようにナショナルチームに入りたい」とさらなる躍進を誓った。
一方、2011年度ナショナルチームに選ばれた持永、高橋両選手とも満足した結果を残せなかった。昨年SBR3×20女子個人の部で優勝した高橋は「7月に肘をケガして姿勢を変えたことの対応が間に合っていなかった」と不調。持永は「8月に中国で行われたユニバーシアードに絞って練習していたので他の種目がおろそかになった」と悔しさをあらわにした。しかし、両選手ともユニバーシアードで世界の選手と戦ったという大きな経験は今後のさらなる活躍の下地になっただろう。
昨年と同じ男子女子ともに総合2位と強豪・日大に敗れた本学。しっかりと調整をして、10月に行われる全日本学生ライフル射撃選手権大会での活躍に期待したい。
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