好敵手・中大に圧巻のストレート勝ち/関東学生秋季1部リーグ戦

2011.09.08
好敵手・中大に圧巻のストレート勝ち/関東学生秋季1部リーグ戦
 13年ぶりのグランドスラム(春・秋季リーグ、インカレの3冠)に向け3連勝中の本学。第4回戦の相手は中大。選手層が厚く、毎回本学を苦しめてきた強敵だ。しかし、今日見せてくれたのは、中大に1セットも与えない完全勝利だった。

 先陣を切ったのは水谷(隼)主将(政経4)だ。水谷(隼)主将は対戦相手の藤木(中大)を「厳しい練習を乗り越えてミスもしない選手」と評するも、自分のプレーを守り抜き、手堅く1勝目を挙げる。

 続く神(政経1)が対するのは橋本(中大)。「昨日笠原(早大)にセットオールだったので競るかと思っていた」(神)という言葉とは裏腹に相手を寄せ付けない強さを見せ、ストレート勝ち。流れは完全に本学有利となったところで、調子が今一つ上がっていない甲斐(営4)が登場。

 相手は甲斐と相性が良いという伊積(中大)だが、昨年の全日本大学総合選手権(個人の部)で2位にランキングされている実力者でもある。1セット目はデュースに突入し、厳しい展開に。だが苦しくなってからでも、着実に得点を重ね1セット目を奪う。以降、粘り強いプレーで勝利を呼び込んだ。ダブルスでは実力通りの力を発揮し、中大の伊積・松生ペアを制した。気づけばゲームカウント4-0の圧勝。本学の調子の良さが目立つゲームとなった。

 明日迎え撃つのは日大。本学の力を持ってすれば勝てない相手ではない。ただし、悲願のグランドスラム達成には負けは許されない。攻め続ける姿勢こそが勝負のカギとなるだろう。

☆試合後のコメント☆
高山監督

「(中大戦全体に関して)一年間の団体戦を通してもなかなかないようないいゲームだったね。伊積(中大)が3番手に来るだろうと踏んで相性のいい甲斐を起用したが、文句のつけようのない試合をしてくれた。今日ストレート勝ちできたことは後半戦のチームにとってもいい流れにつながる。(水谷)隼が抜けることも多いから4年生がしっかりしてくれていると頼もしい。ベストな状態で選手を送り出すことを一番に考えている。ただ、早大戦で勝てなければ他の勝ちが無駄になってしまうので、早大に勝つためにどうするかということも考えていかなければならない」。

水谷(隼)主将
「総合力も高く優勝争いする相手に、内容も含めていい勝ち方ができてよかったです。しっかり準備もできていましたし、内容としても満足いく結果でした。こうやって最後のリーグ戦をみんなと戦えることができてうれしいです。このメンバーで13年ぶりのグランドスラムを達成したいと思います。1戦1戦ベストを尽くし、最高の準備をして最高のプレーをしたいです」。

甲斐
「(対戦相手の)伊積は成績を残している強い相手。2人とも3-0で勝っていて流れは良かった。チャレンジする気持ち、勝ちたいと思う気持ちが追いつめられてからの得点につながった。明治の強さを見せつけていきたい」。


「昨日の内容に納得いかなかったので、今日は相手が誰でも完勝したいと思っていた。相手は中学まで青森山田で先輩だったのでイメージはできていた。日大戦も全員が自分のベストを尽くして4ー0で勝ちたい」。

◎応援にいこう!!
Next game 
◆9・8 日大戦:15:00~
≫会場アクセス
・墨田区総合体育館
――JR総武快速・緩行線/東京メトロ半蔵門線「錦糸町駅」北口より徒歩3分

※入場料無料