開幕3連勝!明日の中大戦へ弾みつける/関東学生秋季1部リーグ戦
[法大戦]
第1試合の相手は今季から1部に昇格した法大。ルーキーを中心に勢いで押す相手に対し1点を落としたものの、その後はきっちりと勝ち星を重ね2連勝を飾った。
1番手の水谷(隼)主将(政経4)は相手に付け入るスキを与えず、余裕のストレート勝ち。続いて登場したのは、これがリーグ戦初出場となる枽田(営2)。法大の注目ルーキー・鹿屋に対し1-3で惜敗したものの「初めてにしては持ち味を出し切れていてよくやったと思う」(高山監督)と今後に期待の持てるデビュー戦となった。
続く3番手の神(政経1)が危なげない試合運びでストレート勝ちを収め、迎えた第4試合。水谷(隼)主将・平野(商1)組の相手は前日の早大戦で勝ち星を挙げ、勢いに乗る鹿屋・細川組(法大)。「左の子(細川)の台上処理とかがうまかったからそこにやられた」(高山監督)と思わぬ苦戦を強いられたが、最後は王者の貫録を見せ3-2で勝利した。
さらに5番手に登場した岡田(商1)は、得意のサーブで得点を重ね3-1で勝利。ゲームカウント4-1で法大を下した。
[埼玉工大戦]
1番手は神対神原(埼玉工大)の青森山田高校出身同士の戦い。1・2セット目を危なげなく先取したものの、3セット目はデュースまでもつれる。接戦の末カウント15―17でこのゲームを落としてしまった。このまま相手が勢いづくかと思われたが、そこで相手に流れを与えずにしっかりと4セット目を奪い勝利を収めた。
「今年の秋季リーグで初めての試合だったので少し緊張していました」と試合後に語った松渕(文4)は相手校のエース・斉(埼玉工大)と対戦した。最初に互いに1セットずつ奪い合い接戦になるかと思われたが「今までやってきたことが最後にうまい具合に出せた」と言うようにそのまま2セットを連取して勝利、いい流れをつくった。
その流れに乗って、3番手の水谷(隼)主将と4番手の水谷(隼)主将・平野のダブルスは相手を圧倒。どちらもセットカウント3-0のストレート勝ちで明大は3連勝を飾った。
明日はリーグ戦で毎回最初の山場となる中大戦。春季リーグではゲームカウント4-0のストレートで勝利したが、どの試合も接戦であった。油断は禁物。しかし、この試合に勝利すれば秋季リーグ優勝、グランドスラム制覇が近づくことは間違いない。
☆試合後のコメント☆
高山監督
「(枽田選手はリーグ戦初起用となりましたが)緊張もあったようだが初めてにしては持ち味を出し切れていてよくやったと思う。日々の練習から出たいという気持ちも伝わってきたから出した。(松渕選手は相手有力選手と当たりましたが)いい試合だった。中国選手に勝てたのは松渕も自信になったと思う。取られたゲームはレシーブで弱気になっていたけど、3・4ゲームは積極的にレシーブから4球目を狙っていこうとして主導権が握れた」 。
水谷(隼)主将
「シングルスは2試合とも順調だった。技術的にも体力的にもしっかりした状態で戦えた。(法大のペアは)勢いがあったが、それに流されないようにプレーした」。
松渕
「今年の秋季リーグで初めて出た試合ということもあり少し緊張していた。そのせいかうまく対応できず1セット落としてしまった。明日の中大戦は気を引き締めて臨みたい。春は勝ちはしたものの負けてもおかしく内容だったこともあり、チーム全員がいい緊張感を持っている。チーム一丸となって頑張りたい」。
枽田
「(相手が)高校の後輩でやり慣れていたのでサーブ、レシーブはうまくいったが、ラリー戦で先にミスが出てしまった。リーグ戦はいつもの個人戦と違って自分のためだけじゃなくチームのためにやらないといけない。無駄なプレーはできない」。
岡田
「最初、相手から緊張が感じられたが、自分は自分のプレーができていた。相手が開き直って来た時には焦る部分もあったが、落ち着いてやれば大丈夫と声を掛けてもらい助かった。中大はメンバーがそろっているし、厳しい戦いになると思う」。
神
「神原(埼玉工大)は元チームメート。やりづらい相手ではあったが、それより集中力が切れていたのが問題。あと1本で勝てるという時に、単調なプレーになってしまった。そういう時、水谷さんは上手だし、見習っていきたい。中大は侮れない相手、気を引き締めて挑みたい」。
平野
「今日の試合は楽しかった。特にプレッシャーを感じることなくプレーできていたと思う。明日の中大戦は一つの山場。今までの試合とも空気が違って、負けられない戦いだけにプレッシャーも懸かると思う。挑戦者の気持ちで明日の試合には臨みたい」。
◎応援にいこう!!
Next game
◆9・7 中大戦:15:00~
≫会場アクセス
・墨田区総合体育館
――JR総武快速・緩行線/東京メトロ半蔵門線「錦糸町駅」北口より徒歩3分
※入場料無料
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