リーグ戦開幕!初戦白星スタート/関東大学女子3部リーグ戦
スタメンは、内田(理工3)、工藤(国際3)、佐藤(理工3)、小島(国際2)、野路(理工2)。「出だしが良かった」(野路)と試合開始から本学がリードしていく。野路の3Pシュートが2回決まるなど、23―11と大きくリードし第1クォーターを終える。
このまま点差を広げられると思われた第2クォーター。開始1分半は両チームともに点が入らず、初めに決めたのは青学大だった。その後連続で加点されると3分半、小島がインサイドに入りシュート。さらに小島は3Pシュートも決めるが5分半、相手に連続で失点を許してしまう。本学は高さのあるディフェンスにやや苦戦し、ここで流れが徐々に悪くなっていく。それでも徳永(理工3)が連続得点を挙げ37-31と何とかリードを守り前半を折り返す。
後半は青学大の先制でスタート。3Pシュートを決められると今度は内田がドライブで中に入り加点。2分40秒、野路が3Pシュートを決めると相手もそれを返すように3Pシュートを決める。4分半、パスミスから相手にボールを奪われ失点を許し、ここで点差は1点差に。その後も連続で決められ青学大がついに逆転。本学が放つボールはリングに嫌われ、得点を決めることができない。52-56と4点ビハインドで最終クォーターへ。
最終クォーター序盤は徳永、小島で得点を稼ぐ。4分45秒、野路からのパスで小島が3Pシュートを決めると1点差まで詰め寄る。5分、内田がゴール下で得点し66-65とついに本学が逆転に成功。相手は攻めるも焦りが見られ、本学はフリースローや野路の落ち着いた3Pシュートで得点を決めていく。最後はミスを出さぬようパスを回し、試合終了。80-75でリーグ初戦を白星で飾った。
途中で流れが悪くなり逆転を許すもその後も諦めず、見事逆転勝ちすることができた本学。「声を出すようにし、プラスに考えポイントガードとしての役目をするようにした」(野路)と流れが悪いときこそショートパスでつなぎミスを少なくするように心掛けた。また、夏に重点的に練習したディフェンスも「頭を使ってディフェンスでカバーすることができた」(神井コーチ)と成果が出てきている。守りながらも機会をうかがいオフェンスを仕掛ける。これを徹底しインサイドを攻め続けた結果、相手DFも嫌がり見事勝ち切ることができた。
来週は桜美林大、東海大との連戦が待ち構えている。「両チームとも昨年の明治より強い」(神井コーチ)チームで特に東海大は昨年2部から降格してきたチームだ。それでも「一戦一戦やるしかない。うちは休める人がいないから、ケガをしないことをまず気を付けたい」(内田)。目標である2部昇格へ、彼女たちの戦いがついに始まった。
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