3人が全国大会出場決める/東日本学生個人体重別選手権

2011.09.04
 全国学生個人体重別選手権の出場権を懸け、明大からは65㎏未満級を除く全ての階級に17人が出場した。その中で75㎏未満級の大川、11kg未満級の岩本、小山がベスト8に進出し、全国への切符を手にした。
 75kg未満級では大川がベスト8に進出。「4年間勝てていなかったので、ホッとした」と笑顔を見せた。
 115kg級では岩本、小山と2人がベスト8に進出。ケガでここ2カ月ほど練習を積めなかったという岩本は「応援してくれる人もいたし、気持ちで勝とうと思っていた。それができて良かった」。小山も「ベスト8に入れたのは自信になる」と喜んだ。3人は9月18日、靖国神社相撲場で行われる全国学生個人体重別選手権に出場する。

 その一方で、あと一歩という場面も目立った。無差別級に出場した池尻、135kg未満級に出場した田中について小川総監督は「いい相撲は取れていたけど、勝たないと」。武藤主将を含めた団体戦の主力メンバーは、今大会では結果を残せなかった。「いいところまでいっているけど、あともうひとつ。それがなかなか難しいんだけど」(小川総監督)。一人一人があと一歩の壁を乗り越えることができれば、それは団体戦でも大きな力となるはずだ。