
慶大相手に快勝/東京都サッカートーナメント
雨は降ってはいないものの曇り空で雷が落ちていたため、開始時刻が30分遅れた試合は開始直後に動く。中盤でのパスミスからボールを取られ右サイドから攻められ、外に蹴り出すもCKからシュート。本学は前半3分で慶大に0-1と先制される。しかし、ここから本学の猛烈な攻撃が始まった。楠木(営4)が中盤でボールを奪い三田(政経3)が出したパスに阪野(商3)が飛び出してシュート。これが決まり前半8分で試合を振り出しに戻す。その後もロングパスを阪野が受けてシュートを打つも相手GKのファインセーブに阻まれる。攻めてはいるがシュートまでいけない状況が続く中、相手のパスを中盤で岩渕(文3)が奪い取り自らドリブルでシュート、ゴールネットを揺らした。この2点目で本学は2-1と勝ち越した。この後もカウンターでチャンスをつくるも点数にはつながらない。そんな前半43分、ゴール前でのファールにイエローカードが出たことに対して審判に文句を言い慶大側にレッドカードが出る。本学は人数が1人多い状況で戦うことになったところで前半終了のホイッスル。前半を2-1で折り返す。
後半は人数が1人多い状況で本学は攻めるも慶大の体を使った必死のプレーでゴールが決まらない。後半30分には奥田(商4)がミドルシュートを打つがこれも相手GKのファインセーブに阻まれる。試合も終盤になるが運動量が落ちない本学の選手たち。そんな中、右サイドからのクロスボールに阪野が飛び込んでシュート。後半40分、3―1と慶大突き放す。終了直前には三田からのボールを梅内(政経2)がシュートを打つもゴールにはならず、ホイッスル。本学はトーナメント2回戦を3-1で突破した。
ベストメンバーでない中、慶大を倒したことは大きな成果だ。このままの勢いで次のFC町田ゼルビアとの準決勝でも勝利をもぎ取りたい。
☆試合後のコメント☆
神川監督
「立ち上がりに1点決められてしまったがその後は集中した試合運びで今シーズン一番の内容だった。先の内閣総理大臣杯で出し切れなかった、勝つという気持ちが強く出ていた。GKの大滝は初スタメンにも関わらず、思い切りやって結果を出してくれた。阪野も勝つという気持ちが強く出て、運動量もとても多かった。阪野の最後の1点はそのことのご褒美のようなもの。課題はセットプレーでの守備と中盤でボールを奪ってもシュートに持ち込めないという決定力不足。ケガ人が多いがこのメンバーで燃えると思う」。
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