(3)春のリベンジを!いざ夏関へ!

2011.08.04
 夏関が本格的なテニスシーズンの開幕を告げる!8月8日から13日にかけて行われる関東学生選手権(通称・夏関)。関東のナンバーワンを決める今大会は、大学界の主要大会であるインカレ(8月下旬開幕)・リーグ戦(9月上旬開幕)に向けた大事な舞台

だ。特に今年は春の関東トーナメント大会で振るわなかったこともあり、ミーティングを重ね練習内容も見直すなど、選手たちは今大会に懸けてきた。「あとは結果を残すだけ」(濱中主将・営4)。この言葉を現実のものとすることができるか。

明治のエースへ!

 ベースライン上で見せる激しいストローク戦。絶対の自信を持つフォアハンドから繰り出される強烈なショットは、伊藤(駿・政経3)の最大の持ち味である。その実力で1年次からリーグ戦のメンバーに名を連ねてきた彼だが、今年に入ってテニスにより磨きがかかってきた。これまでは素晴らしいショットを見せると同時にミスも目立ったが、3年生になり「気持ちや時間に余裕ができ、テニスだけに集中できる環境になった」と充実した練習は、ショットの威力を高めるとともに、プレーに正確性をもたらしている。
 
 今やエース・濱中主将に次ぐ存在として期待される彼の今大会の目標は「ベスト16」に入ること。昨年の同大会ではシングルス1回戦敗退で終わったことからも、その雪辱を晴らしたいところだ。

ダブルス優勝宣言

 リーグ戦通算16戦全勝。今や明治の枠を超え、大学テニス界にその名をとどろかす濱中主将には、今大会も大きな注目が集まる。海野(農4)とペアを組み出場した昨年のダブルスでは、明治勢唯一の準々決勝進出。厳しい戦いを強いられたチームを奮い立たせた。今回は第8シードとして出場予定なだけに、昨年の成績を上回りたいところ。本人も「ダブルスは優勝したい」と語るなどタイトル獲得へ向けて意欲十分だ。

打倒・王者早大!

 このほか明治からは単複合わせて男女15名の選手が出場する今大会。インターハイ単王者の肩書を引っ提げて入学したルーキーの小野(営1)や、同じく複制覇の実績を持つ古橋(商2)ら楽しみな存在も多い。ここ数年は大学テニス界の王者・早大が圧倒的な強さを発揮してきただけに、今年こそはその牙城を崩しにかかる。

会場へのアクセス
☆武蔵野ローンテニスクラブ
京王井の頭線「高井戸駅」から徒歩5分
☆百合丘ファミリーテニスクラブ
小田急線「新百合ヶ丘駅」から小田急バス「大谷行き」で徒歩10分