(1)ルーキー特集~新しい風を巻き起こせ~
まずは同じ1年生同士でペアを組む桑原(法1)・小松(商1)に話を伺った。
――まず初めにソフトテニスを始めたきっかけを教えてください。
桑原 中学から始めたんですけど、クラブを選ぶ中でソフトテニスが一番楽しそうだったからです。
小松 父が学生のころやっていたというのと、祖父母がジュニアクラブの長みたいなものをやっていたのがきっかけで、小学5年生から始めました。
――大学に入って高校とのレベルの差を感じることはありますか?
桑原 まず技術のレベルがはるかに違いますね。自分からしたらもう全てにおいてレベルの違いを感じます。特に高校と比べると球のスピードも速いし、プレー中の前後衛の動きが全然大学生の方が速いですね。
小松 やっぱりボールのスピードと、あと体力がどの選手もずば抜けてすごいですね。大学に入ってテニスが本当にスピーディにいきなりなったのでそれについていくのが今は精一杯です。
――明治に決めた理由は何ですか?
小松 やっぱり中学のころから関東の1部校でやりたいなというのがあって、いざ進路を決めるときになっていろいろ回ったんですけど、いろいろ考えた結果ここに決めました。
桑原 明治大学は自分の高校に合宿で毎シーズン来ていて、それで隣で練習をやらせてもらっていたからですかね。
――明治の良さはどんなところですか?
桑原 プレーを見てるとすごい勉強になりますね。やっぱり、今までやってきたテニスと全然違うところもあるので。展開の仕方とか、ポイントの取り方とかもう全然違いますし。
小松 自分もやっぱり毎日見るだけで勉強になるっていうのが良さかなと思いますね。特に今井さん(農3)を見ているだけで本当に勉強になります。
――すごいと思う選手はいますか?
桑原 やっぱり大熊さん(法2)じゃない?
小松 大熊さんだけでなく他の人も実績があるからいろいろ参考になるとことがありますね。
桑原 大熊さんはすごい球を打つのに全然ミスしませんね。あとロブですね。球回しの神ですね。
小松 うん。やっぱりミスが少ないのと、コートカバー力もあってフォローがうまい。
桑原 自分はあと吉田(農1)を見ていると、同じ左利きとして参考になりますね。打つテンポが速くて攻撃的なテニスをするので取り入れていきたいです。
小松 先輩だけじゃなくて同学年もみんなすごいです。白井がインハイチャンピオンだし、吉田もハイスクールジャパンカップ3位だし、同学年を見ていても本当に勉強になるという感じです。
――ではライバルはいますか?
小松 まだそういう段階じゃないですよ。
桑原 確かに。まだこの環境に慣れるので精一杯です。
小松 でも今同じペアですけど、こいつ(桑原)には負けたくないです。
――自分のプレーの持ち味はどこですか?
桑原 自分は何だろう?
小松 ロブじゃない?あと柔らかさとか。ショートボールの使い方とかもうまいよね。
桑原 ロブですね。
小松 持ち味は自分としては球のスピード、シュートボールですね。
桑原 やっぱりクロスの引っ張りがうまいよね。
――では最後にインカレへの意気込みをお願いします。
桑原 もう向かっていくだけなので、自分のできることをしっかり出し切って試合ができれば、まずはこの大会はいいかなと思っています。
小松 自分のできることをやってそれで結果がついてくればいいと思います。
――ありがとうございました。
続いて、ソフトテニスの名門校である三重高出身の産屋敷(政経1)、インカレでの活躍に期待がかかる吉田(農1)、数少ない一般生として努力を重ねる安井(商1)に話を伺った。
――ソフトテニスを始めたきっかけを教えてください。
吉田 兄弟がやっていたからです。
安井 友達に誘われて始めました。
産屋敷 姉がやっていたのでそれに影響されて始めました。
――大学に入って高校とのレベルの差を感じることはありますか?
吉田 スピードです。それとミスも少ないですね。
安井 サーブとかがやっぱ全然違いますね。スピードが速かったりとか。
産屋敷 球のスピードやポイント力の違いにびっくりしました。前衛のポイント力だとか、後衛が自分から仕掛けるところとかが全然違います。
――明治大学に入った理由を聞かせてください。
吉田 高校のときの先輩が明治大学に行っていてソフトテニスをやっていたんですけど、その先輩に誘ってもらいました。
安井 僕は一般生なんですけど、大学に入った動機は勉強のためですね。ここのソフトテニス部に入ったのはとにかくテニスが好きだったからです。
産屋敷 明治大学を選んだのは憧れの先輩がいたっていうのと、あとは1部リーグだからやっぱりソフトテニスが強いので、自分も強いところでやりたいと思っていたのでここにしました。入ってみて、やっぱりみんなインターハイを取っている人がたくさんいるので、その中で揉まれながら自分のレベルも上げていきたいですね。
――ライバルはいますか?
吉田 安井です。サーブがうまいです。
――吉田選手がこうおっしゃっていますが?
安井 じゃあそう言うなら吉田で。
産屋敷 自分は1年生で前衛が一人なので、やっぱり上の人を追い越せるように頑張りたいです。同じ三重高出身の今井さんが強いので、今井さんを目指していきたいですね。
――すごいと思う先輩は誰ですか?
吉田 大熊さんです。展開がうまいし、まずミスしませんね。
安井 自分も同じく大熊さんです。
産屋敷 さっきも言った通り今井さんです。1年だけしかかぶってないですけど、高校時代一緒にやっていたので、すごいっていうインパクトが強いですね。ミスが少ないのにポイント力もあって、自分もそういう前衛になりたいです。
――自分のプレースタイルや持ち味を教えてください。
吉田 打ちまくるというか……攻めていくところ。
安井 サーブです。
産屋敷 無心ですね。試合中はそんなにいろいろなことを考えずにプレーしています。考えると逆に余計緊張しちゃうので考えないようにしています。
――最後にインカレとこれからの抱負をお願いします。
吉田 インカレで2日目に残ります。……やっぱり優勝で。
産屋敷 目標ベスト8で。
安井 自力でインカレに出られるように頑張りたいです。
――ありがとうございました。
◆産屋敷恭平 うぶやしききょうへい 政経1 三重高出 171cm・55kg
◆桑原弘樹 くわばらこうき 法1 川口総合高出 167cm・53kg
◆小松悠 こまつゆう 商1 巻高出 173cm・65kg
◆安井雅人 やすいまさと 商1 奈良朱雀高出 175cm・65kg
◆吉田憲人 よしだけんと 農1 岡山理大附高出 168cm・66kg
次回の〝Ace Of Softtennis〟は、7月29日(金)です。お楽しみに。
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