
総合3位、冬のインカレへ闘志を燃やす/全日本学生夏季競技会
今大会では関東圏のスキー部が集結し、前期のトレーニングの成果を競い合う。明大は前年度総合優勝しているだけに、選手たちは一段と気合に満ちていた。冬の競技であるスキーだが、今夏のインカレでも熱い戦いが繰り広げられた。
しかし最初の種目である100m走で、昨年2位の好成績を収めた高橋が準備運動不足でまさかの予選敗退。明大は振るわないスタートを切った。それでも今大会の花形種目である駅伝では本領を発揮。2位の早大に200m以上の差をつけ優勝、圧倒的な持久力を他大に見せつけた。スタートを切ったのは1年生の三上(政経1)。2位を走る早大を振り切り、1位で襷をつないだ。「とにかく勝とうという気持ちで走り抜いた」と、初めての夏季インカレを晴れ晴れしく飾った。つづく第二走者、第三走者で後を追う早大を大きく突き離し、1位で襷を受け取った最終走者は昨年も1位で駅伝のテープを切った杉沼(政経3)。土壇場で逆転優勝だった昨年とは異なり、最終トラックを独走。他の追随を許さないダントツの1位で優勝を飾った。走り抜いた杉沼に部員たちが駆け寄る。昨年同様に今年も杉沼の胴上げを見ることができた。
しかし最初の種目である100m走で、昨年2位の好成績を収めた高橋が準備運動不足でまさかの予選敗退。明大は振るわないスタートを切った。それでも今大会の花形種目である駅伝では本領を発揮。2位の早大に200m以上の差をつけ優勝、圧倒的な持久力を他大に見せつけた。スタートを切ったのは1年生の三上(政経1)。2位を走る早大を振り切り、1位で襷をつないだ。「とにかく勝とうという気持ちで走り抜いた」と、初めての夏季インカレを晴れ晴れしく飾った。つづく第二走者、第三走者で後を追う早大を大きく突き離し、1位で襷を受け取った最終走者は昨年も1位で駅伝のテープを切った杉沼(政経3)。土壇場で逆転優勝だった昨年とは異なり、最終トラックを独走。他の追随を許さないダントツの1位で優勝を飾った。走り抜いた杉沼に部員たちが駆け寄る。昨年同様に今年も杉沼の胴上げを見ることができた。
表彰の後、杉沼は「ペースを崩さずに走った。自分の走りができたし、プレッシャーのある中で力を発揮できたことは今年の収穫。冬も期待してほしい」と冬に向け闘志を燃やした。そして予想以上の活躍を見せ優勝に貢献した1年生の奮闘を先輩は「第一走者から1位で良かった。1年生がよく頑張ったと思う」(杉沼)「走順は1年生が初めてということもあり、失敗しても挽回できるような順番を考えていたが、予想以上に頑張ってくれた」(三浦・営3)と高く評価。夏季トレーニングの成果を十分に発揮できた今大会を機に、明大の選手としての今後の自信につながったに違いない。
最終種目の1600mリレーは惜しくも4位。それでも、持久力を競う種目で好成績を収めたことは明大にとって大きな収獲となった。最終的に、総合では明大は3位。優勝には及ばなかったもの、例年と比べても好成績である。今年で創立130周年を迎える明治大学からの援助もあり、今年8月スキー部を代表して3人、フィンランドで合宿を行う。「フィンランドは涼しいので、体力、持久力を意識した練習をして、いいコンディションでシーズンを迎えたい」(三浦)と冬に向けての気合は十分だ。前期トレーニングの締めくくりとして、練習の成果を身に感じた今大会。「チームの雰囲気はとてもいい。礼儀なども大切だが、楽しみながらという雰囲気がある」と山田主将(政経4)は笑顔を見せた。夏を乗り越えてさらにステップアップした明大のシーズンでの活躍に期待する。
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