東京アートに負けるも2位入賞/前期日本リーグ

2011.07.19
 本選の前にあるホームマッチでは水谷(隼)主将(政経4)が参加したが、本選では不参加だったため水谷(隼)主将抜きでどこまでいけるかが重要だ。結果は2位と水谷(隼)主将が全試合参加した去年の3位よりも良い結果でリーグ戦を締めくくった。

 ホームマッチ第1戦では明大のホームである西調布の合宿所で協和発酵キリンとの対戦。1番手の岡田(商1)は明大のOBである小野竜也戦(平21商卒・現協和発酵キリン)を得意のサーブで流れを自分のものにしてセットカウント3―0で勝利するが、2番手の水谷(隼)主将はいい流れに乗ることができず下山に対して苦戦しフルセットまでもつれてしまう。しかし、最終セットはきっちり奪い勝利。ダブルスは水谷(隼)主将・平野(商1) は日本屈指のダブルスである木方・田勢ペアに対してミスが目立ったにも関わらずセットカウント3―1で勝利し、去年敗れた相手にゲームカウント3―0で勝利した。

 シチズンホールディング食堂2階で行われた対シチズン戦。1番手の水谷(隼)主将は明大の先輩である軽部隆介選手(平23営卒・現シチズン)と対戦。フルセットで先にマッチポイントを握られるとまさかの敗北か、と思わせるような試合であったがやはり水谷(隼)主将。粘りを見せ16―14で勝利を収めチームを安心させる。続く神(政経1)、水谷(隼)主将・平野ダブルスはどちらも自分のペースに持ち込み勝ち点を挙げ、第1戦に続きゲームカウント3-0で勝利した。

 日本リーグの本戦は墨田区総合体育館で行われた。優勝のためには全勝が必要であり、2日目に行われたのは最難関の東京アート戦。現在7連覇。通算15回優勝の強豪チームである。1番手は神、それに対するは今年の全日本準優勝の実力者である張。果敢に攻めるも堅固な守備の前に自分の卓球ができず、セットカウント0―3で敗れてしまう。2番手は岡田対高木和(卓)。得意のサービスがあまり効かず、さらにいい形で攻めても得点させてもらえない、といった試合展開で終始相手のペースのままセットカウント0―3で敗れる。ダブルスは神・平野ペア対張・水野 (平22営卒) ペア。神・平野は関東学生選手権で最優秀ペア賞を手にしたペアだが、張・水野ペアの前では思うような試合ができず、セットカウント0―3で敗れる。結果ゲームカウント0―3で敗れてしまい優勝を逃してしまった。3日目にはインカレの前哨戦となる愛知工大戦は接戦であったが、3―1で勝利し、いい形でインカレにつながる試合となり、リーグ戦を終えた。

 春季リーグ戦に続き水谷(隼)主将抜きでも十分にやれるということを証明した明大、しかし水谷(隼)主将がいるに越したことはない。今年のインカレは水谷(隼)主将のいるラストイヤーでもある。是非とも優勝を勝ち取って欲しい。