Bチーム、早稲田を寄せ付けず完封勝利!/練習試合

1999.01.01
 先週の東海大戦に全勝し、順調な滑り出しで迎えた早稲田戦。練習試合にもかかわらず早明戦ということから、試合が行われた八幡山グラウンドには多くの観客が押し寄せた。結果はBチームが早稲田を圧倒し、完封勝利。またCチームは前半、ほぼ1トライ差で早稲田に迫っていたが、後半に大きく差を広げられ、あえなく敗戦した。

 明治のキックオフで始まった今試合。明治はマイボールのキックオフからノーホイッスルで開始早々にトライを決めると、5分、11分とトライを重ねていき、19-0と序盤から点差を広げていく。16分にはお家芸のドライビングモールで、ごりごりと早稲田を押し込みトライを奪うと、20分には再びモールを形成し、トライ。コンバージョンキックも決まって、33-0と完全に試合の流れをつかんだ。さらに25分に追加点を獲得した明治は30分、WTB下村(法4)が明治の連続攻撃で乱れた早稲田のディフェンスを切り抜け、右中にダメ押しのトライ。その後も堅いディフェンスで早稲田に大きくゲインを切らせることなく、45-0と圧倒的な強さで前半を終えた。

 メンバーを総入れ替えして臨んだ後半。後半はメンバーに1年生が5人と下級生が多かったことから、前半のようにスムーズとまではいかなかった。しかし、早稲田がゴール手前でノットリリースの反則から唯一のトライチャンスを逃すと、26分にはラックからSO茂木(商2)が右隅にトライ。以降、明治はマイボールを維持し、36分には早稲田に上回っていたFWでごりごりと攻め立て、スクラムからこぼれたボールをSHがうまく拾い、トライへつなげた。57-0で試合はそのままノーサイド。早稲田に反撃を許すことなく、完封で勝利した。

 明日は山口でAチームの試合が行われる。Cチームは敗戦してしまったものの、Bチームで見せたFWの強さをここでも見せて、早稲田に1勝を挙げることができるか。明日が楽しみだ。