ポイント獲得に向け前進/関東学生対校選手権大会

1999.01.01
 3日目は晴れやかな天気のもと、予選種目を中心に行われた。

 800m予選では昨年度の覇者、粟津が2組目に出場。スタート前には明大の応援席のエールに手を挙げて応える余裕も見せた。
 スタートの号砲が鳴ると飛び出し、セパレートゾーンを駆け抜けると、第2コーナーを過ぎたオープンレーンで前に出る。中盤はレースを先頭で引っ張る。ラスト100mで直線勝負となり松本選手(日体大)に先行されるも、2着でフィニッシュ。タイムで拾われ明日・最終日に行われる決勝進出を決めた。

 3日目を終えた現在、明大の学校対校得点は依然として0点。しかし粟津の決勝進出によってポイント獲得が確実となった。明大の明暗は粟津が何ポイント獲得するかに懸かっていると言っても過言ではない。

 最終日の明日22日(日)は、粟津が出場する800m決勝のほか、ハーフマラソン決勝や砲丸投決勝、5000m決勝が予定されている。最後の1レースまで1部残留を懸けて争う。

~レース後のコメント~
粟津
 「レース展開は悪くなかった。(今日は)刺激として。明日が本番。自分がいかに点を取るか。自分が点をとることで4年の鎧坂(営4)や1年の八木沢(商1)をはじめとして(部員に)こういう先輩がいるということを示していきたい。期待されることも含めて緊張するが、そんな中で決勝に残れたのは良かった。(食中毒に関しては)寮生ではないのでまったく関係ない。粟津頼みと言われているが、期待されるのはうれしい。しかし同時に『俺も!』という人が出てきてほしい。自分が勢いを付けられたら。ムードをつくりたい。(明日の決勝に関しては)4年生で(関東インカレが)最後なので楽しんで走りたい!」