3・9 ルーキー取材/八幡山グラウンド
有村
「高校に入ったときから六大学にあこがれていて、六大学に入りたいとずっと思っていた。そしたら西さんが一番最初に声をかけてくれたので、明治に入ることを決めた。自分は長い距離の方が好き。長ければ長いほど力を発揮できると思うので、箱根駅伝やハーフマラソンは楽しみ。同世代で意識しているのは八木沢。特にスピードでは劣っている。4年間で一緒に力をつけていきたい。陸上を始めたのは中学1年の秋。それまではサッカーをしていたが、同じ地区にすごい強いところがあったので、無理だと思ったのと父親も鹿児島実業で陸上をやっていたので自分も陸上を始めた。大学生は自分のことは自分でやるという印象。5000mなら今の段階でも勝負できると思う。長い距離はまだ十分に練習をつめていないので、時間がかかると思う。世界クロカンは一つの目標としてやってきたので、福岡クロカンで日本人トップをとったときはうれしかった。日本代表になるのは初めて。世界のトップと前の方で戦って、日本人トップを狙いたい。4年間の目標は箱根駅伝で優勝すること。毎年優勝を狙えるくらいになりたい。目標とする選手はいないが、身近な存在の鎧坂さんは私生活がしっかりしていてあこがれる。将来的には短いのも長いのも走れるようになって、私生活でも一流になりたい」。
◆有村優樹 ありむらゆうき 商 鹿児島実業高 13分56秒02(5000m)
小川
「学力とスポーツの両方を重視しているので明治に入学することを決めた。特に不景気なので学力にも力をいれていきたい。陸上は中学3年のときに友だちに誘われて始めた。4年間の目標は区間賞をとって優勝することが目標。箱根を意識し始めたのは高3の5月頃から。そのころスランプに陥っていて、5000mも県の予選で落ちていた。強くなるために箱根を目指そうと思った。陸上生活の目標は箱根。その先はまだわからない。村澤さん(東海大)のような選手になりたい。高校のときから走りを見て、安定して強い走りをしていた。今年の箱根の走りは見ていて感動した。村澤さんが卒業するまでにいつか一緒に走りたい」。
◆小川恭平 おがわきょうへい 理工 柏日体高 14分31秒62(5000m)
後藤
「明治は環境が整っていて強い。そこで力を発揮したいと思い明治に入学した。自分は距離が長いほうが力を発揮できると思う。4年間の目標は自分たちの代全員で走って優勝すること。八木沢と有村は高校の時から強かった。練習でついていけば自分も強くなれると思う。切磋琢磨しあっていいチームになれると思う。ライバルは同世代全員。陸上は小学校のときに少しやっていて、中学2年からは兵庫県でも上位で走れるようになった。今の1年生で箱根で優勝したい」。
◆後藤雅晴 ごとうまさはる 文 須磨学園高 14分23秒67(5000m)
小林
「寮には来たばかり。これから慣れていければ。大学を明治に選んだのは、話を聞いて部の雰囲気がよかったので。目標は、4年間のうちに箱根駅伝に出たい。今年は5000m、1万mで自己ベストを更新したい。練習で力をつけるようにしたい。まず周りと同じ練習ができるように努力したい。1年生全員意識している。鎧坂さんは本当に強いと思う」。
◆小林貴大 こばやしたかひろ 法 長野日大高 9分11秒90(3000mSC)
大六野
「明大が強くなってきて、その中で自分も強くなりたいと思ったので明大進学を決めた。陸上は小学校の時に友だちに誘われて始めた。高校は合わせ練習。大学は各自。自分対象にできるのでやりやすい。目標は鎧坂選手。いろいろな大会で活躍しているから。寮は先輩方が優しく、住みやすい雰囲気。トラックシーズンから駅伝なのでまずは、トラックで結果を出して、駅伝に出たい」。
◆大六野秀畝 だいろくのしゅうほ 政経 鹿児島城西高 14分14秒81(5000m)
文元
「明治に入ったのは、月間陸上マガジンに載ってた西監督のコメントに影響を受けたから。陸上を始めたきっかけは小学校のマラソン大会で速かったから。小4から近くの陸上クラブに入った。目標とする選手は鎧坂さん。ラストスパート力と勝負強さがあるから。鎧坂さんとはまだあまり接点がないが、ジョグとかから速いなという印象。7日に入寮して先輩方も優しく、慣れない面もあるが徐々に慣れていきたい。高校時代は、集団で練習をやっていた。大学は個々での練習が多いのでいかに自分に厳しくできるか。有村・八木沢には、高校時代は負けっぱなし。同じチームになれたからいいところを吸収して、追いついて追い越せるようになりたい。今年の目標は箱根を走って、チームに貢献する。同年代に負けたくない」。
◆文元慧 ふみもとけい 政経 洛南高 14分12秒22(5000m)
前野
「明大は箱根駅伝が強いので、自分も箱根で活躍したかった。先輩も活躍しているのにあこがれて明大進学を決めた。小学校の時に駅伝大会に出たのが陸上を始めたきっかけ。小学校のときは野球部で野球の才能が無かったから、陸上をしてみようと思った。練習は同級生にも先輩にも付いていけるようにしたい。有村・八木沢は高校時代から名前は知っていたが面識はあまりなかった。2人は同級生だから、少しは勝負できるようになりたい。大学の練習は量が増えた。高校時代も個々で練習していたので、各自で練習することに関しては違和感は無い。箱根を走ることが目標で、大学を出てからのことは考えていない。今年はどんな大会でもいいから、結果を残したい」。
◆前野貴行 まえのたかゆき 農 須磨学園高 14分13秒65(5000m)
松井
「高校の先輩の鎧坂さんや北さんにあこがれて明治に入った。2人とも自分の目標。鎧坂さんは入れ違いだけど、北さんはひとつ上。高校に入学した時からあこがれていた。走るのが好きだったので中学1年から陸上を始めた。中学3年の春から力がついてきてタイムが伸び始めた。同世代はみんなライバル。八木沢と有村は尊敬できる。練習に対する態度や姿勢を見習わないといけない。目標は箱根。中学のころから走りたいと思っていた。走れるならどの区間でもいい。自分は故障が多いので、故障をしないようにして安定して結果を残せるランナーになりたい」。
◆松井智靖 まついともやす 営 世羅高 14分29秒05(5000m)
八木沢
「明治に進学を決めた理由は、伝統ある競走部だったから。伝統ある部にあこがれがあった。千葉クロカンは外国人がいなかったので、順位をしっかり1番をとることを目標にしていた。結果、思い通りのレースができたと思う。順位にこだわっていたので良かった。福岡クロカンは、タイムや積極性を重視した。前半から積極的に行こうと思ったが、外国人が速く、自分は後半タイムが伸びなくてまだまだだと思った。課題はハイペースになってもしっかり粘り、持ち味であるラストスパートを生かすこと。クロカンで少し足を悪くしてしまったが、西さんと話をして練習もちゃんとできてる。自分の意思も出せている。入寮したのは昨日。自分の代は強い人が入ってきて、4年間で絶対に箱根で優勝したい。はじめは距離を伸ばすことに苦労すると思うが、短い距離を中心に徐々に伸ばしていきたい。まずは5000m。(13分台というベストを持っているが)高校生なら誰もがあこがれる13分台というタイムを出せたことは自信になっていると思う。プラスになる。(同じ13分台の有村に関しては)4年間二人で切磋琢磨していきたい。千葉クロカンでは勝ったが福岡クロカンでは負けた。有村は走力もあるし長い距離は向こうに分があると思う。意識してる選手は西池(法大)。世代トップの選手なので。目標にしている選手は、村澤さん(東海大)と鎧坂さん。自分は中間走が多くて、自分から押していこうとしなかったけど、村澤さんはつっこんで押していくタイプ。鎧坂さんはスパートが活きてる。2人のように走れるようになりたい」。
◆八木沢元樹 やぎさわげんき 商 那須拓陽高 13分57秒37(5000m)
山田
「優勝できる位置にいる明治に行こうと思った。そして優勝に貢献したいと思った。今年の箱根を見ていて高校の先輩二人(細川(勇)、渡辺)が走っていて。尊敬する人だし、いい目標になった。新1年生は強いと言われているが、強いからこそ結果を残さないといけないと思う。同学年には負けたくない。13分台の二人(有村、八木沢)にも。鎧坂さんは長い距離でも後のことも考えずに走れてすごいと思う。高校よりも距離も伸びるので少し不安はあるがそれよりも距離を踏むのが楽しみ。4年間で三大駅伝区間賞をとれたら。今年はまず、箱根の16人に入りたい。有村と八木沢は別格。西さんから勧誘されたとき二人も入ると聞いていた。それも明治に決めた理由の一つ。自分より強い人がいたほうが伸びるので。今年、5000mで13分台、1万mで28分台を最低でも出したい」。
◆山田速人 やまだはやと 商 西脇工高 14分11秒53(5000m)
吉岡
「2つ上の先輩である菊地さん(理工3)が明治にいたので、自分も明治に決めた。菊地さんの存在は大きい。寮の部屋も同じ。2月7日に1番早く入寮した。生活には慣れてきたと思う。千葉合宿にも参加させてもらった。八木沢と有村には、スパートで勝てるようになりたい。今はまだ離れているが、気持ちを切らさなければ縮まると思う。目標にする。4年間で箱根に出場したい。小さいころからの目標だったので。有村とは部屋も同室なので生活面から二人(菊地と有村)に学びたい」。
◆吉岡翔 よしおかしょう 文 室蘭大谷高 14分19秒33(5000m)

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