個人戦でも成績残せず、今後の明治に不安/全日本大学総合選手権
昨年は、シングルスでベスト16に7人、ダブルスでベスト8に4組が残るという好成績を残した全日本学生選手権。今年は、松渕・根田組がダブルスで準優勝を果たしたものの、シングルスでは松渕のベスト16が最高と、団体戦に続き個人戦でも今後に不安を残す結果となった。
【ダブルス】
ダブルスは、昨年のこの大会で3位に入った松渕・根田組が準優勝を果たした。中大の瀬山・松生組との決勝。関東学生優勝ペアを相手に、第1セットを奪ったが第2、3セットはともに10-12で競り負け、勢いを失った。第4セットも落とし1-3で敗戦。優勝にあと一歩届かなかった。エース水谷(隼・政経3)・甲斐(営3)組や池田主将・軽部組など実績豊富なペアがいるため団体戦での出場機会のなかったダブルスだが、昨年の全日本選手権ベスト8などその実力は証明済み。今回の準優勝で再び存在感をアピールした。それでもまだ満足はしていない。「2位はうれしいがチャンスがあっただけに悔しい」(根田)。息の合ったプレーで1月に行われる全日本選手権でも上位進出を狙う。
【シングルス】
ダブルスでも活躍した松渕がシングルスでも本学でただ一人ランク入りを果たした。ランク入りを懸けた手塚(日体大)との4回戦。「手塚は全日本で負けた相手なので意識して練習してきた。サーブが上手いので(手塚と同じ)右利きの選手のサーブをとってレシーブ力をつけた」。その言葉通り第1セットは11-1と相手を圧倒。その後は互いにセットを取り合うシーソーゲームとなったが、それでも集中力は途切れなかった。ともに接戦となった第5、6セットを連取し試合を決めた。
翌日行われた5回戦の相手は近大の濱川。水谷(隼)に勝利したこともある実力者だ。「思い切ってできた。サーブ、レシーブから勝負して良い形で取れた」と第1セットを11-9で制したが、「第2セットから相手がサーブを変えてきて、サーブに苦しんだ。結局レシーブからの展開で全部取られた」とその後は立て続けに4セットを奪われた。4-1で敗退し、ベスト16止まり。しかし、今回ランク入りを果たしたことで11月に横浜で行われる全日本学生選抜選手権への出場権を獲得した。留学生も出場するためハイレベルな戦いが予想されるが、持ち味の「先手を取っていく卓球」で1つでも多く勝ち進んでほしい。
【ダブルス】
ダブルスは、昨年のこの大会で3位に入った松渕・根田組が準優勝を果たした。中大の瀬山・松生組との決勝。関東学生優勝ペアを相手に、第1セットを奪ったが第2、3セットはともに10-12で競り負け、勢いを失った。第4セットも落とし1-3で敗戦。優勝にあと一歩届かなかった。エース水谷(隼・政経3)・甲斐(営3)組や池田主将・軽部組など実績豊富なペアがいるため団体戦での出場機会のなかったダブルスだが、昨年の全日本選手権ベスト8などその実力は証明済み。今回の準優勝で再び存在感をアピールした。それでもまだ満足はしていない。「2位はうれしいがチャンスがあっただけに悔しい」(根田)。息の合ったプレーで1月に行われる全日本選手権でも上位進出を狙う。
【シングルス】
ダブルスでも活躍した松渕がシングルスでも本学でただ一人ランク入りを果たした。ランク入りを懸けた手塚(日体大)との4回戦。「手塚は全日本で負けた相手なので意識して練習してきた。サーブが上手いので(手塚と同じ)右利きの選手のサーブをとってレシーブ力をつけた」。その言葉通り第1セットは11-1と相手を圧倒。その後は互いにセットを取り合うシーソーゲームとなったが、それでも集中力は途切れなかった。ともに接戦となった第5、6セットを連取し試合を決めた。
翌日行われた5回戦の相手は近大の濱川。水谷(隼)に勝利したこともある実力者だ。「思い切ってできた。サーブ、レシーブから勝負して良い形で取れた」と第1セットを11-9で制したが、「第2セットから相手がサーブを変えてきて、サーブに苦しんだ。結局レシーブからの展開で全部取られた」とその後は立て続けに4セットを奪われた。4-1で敗退し、ベスト16止まり。しかし、今回ランク入りを果たしたことで11月に横浜で行われる全日本学生選抜選手権への出場権を獲得した。留学生も出場するためハイレベルな戦いが予想されるが、持ち味の「先手を取っていく卓球」で1つでも多く勝ち進んでほしい。
「今回の収穫は松渕が頑張っていたこと。持てる力はすべて出したと思う」(高山監督)。今大会シングルス、ダブルスでともに明大勢最高の成績を収めた松渕。来年度に向けレギュラー争いが本格化するチームの中で、存在感を増しつつある。
☆試合後のコメント☆
高山監督
「今回を振り返ると、今年を象徴する大会になった。団体戦すべてが2位で、その流れで個人戦でも力を発揮できなかった。昨年はあまりにもたくさんランク入りし過ぎて、選手も過信していた部分があると思う。こんなに惨敗すると、来年のレギュラーを選びやすい。レギュラーを白紙にして、競争させて来年は選ぶ。次の日本リーグから争いが始まる。3年生以下なので経験を積ませることが目的だけど、勝ちにこだわって臨みたい」
松渕
「ダブルスの決勝は勝てた試合。内容でも勝っていた。でも、競ったところ、勝負どころでミスが出た。あと一本のところで勝利を逃した。シングルスはサーブ、レシーブの課題などをはっきりと再確認できた。(出場を決めた11月の全日本学生選抜選手権について)初めて出るし留学生とも当たるけれど、どんな相手でも自分のプレーをしっかりやりたい。それで勝てれば良いし、自分を試す機会だと思っている」
根田
「(決勝で対戦した中大の瀬山・松生組は)関東学生優勝ペアだし、自分たちが格下だと思ってチャレンジする気持ちでやった。ダブルスは二人の息が合っていないとダメなので普段から話し合いながら練習してきた。試合中も二人でたくさん相談して決められた。」
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