完封勝利でリーグ戦2連勝!/関東大学1部リーグ戦

 9月も終盤に差しかかり日の傾く時間は早くなったものの、依然として気温・湿度ともに高い中、リーグ2戦目を迎えた。明大グリフィンズは1部リーグに昇格して間もない格下・駒大ブルータイドを終始圧倒し完封勝利を収めた。

 ブルータイドのキックオフで始まった試合。グリフィンズの自陣深くに蹴られたボールを期待のルーキー・RB小形(政経1)がキャッチ、ブルータイドディフェンスをかいくぐり、そのまま96ヤードのロングランでタッチダウン。TFPのキックも加藤主将(政経4)が落ち着いて決め、試合開始14秒で7点を先制。小形のキックオフリターンに勢いづいたグリフィンズは、その後もランプレーやミドルパスで効果的にヤードを稼ぎ得点に結びつけてゆく。1Q残り3分のところでDB枝崎(政経3)がインターセプトを決め、そのシリーズでRB川上(商3)が23ヤードを駆け抜けてのタッチダウン。TFPも今度は坂井(政経2)が決め、1Qから21―0と大差をつける。

75ヤードのパントリターンタッチダウンを決めた加藤主将
75ヤードのパントリターンタッチダウンを決めた加藤主将

 2Qもブルータイドに攻める余地を与えない。逆に、QB田中(蔵・政経4)自らが切り込みゲインを重ねるなど、攻撃はさらに勢いを増してゆく。開始直後にはQB田中(蔵)がヤードを稼ぎ最後はRB北村が、中盤にはQB田中(蔵)のパスを受けたWR安田(営4)が27ヤードを走り抜けての得点など効果的に追加点を挙げ、35―0で前半を折り返した。

 3Qはブルータイドのパントをリターナー加藤主将がキャッチし力強いリターン、そのまま75ヤードを駆け抜けタッチダウンするプレーから始まった。3Q後半に入ってメンバーを2本目(控え選手)に入れ替えると、やはり緊張があったのかオフェンス・ディフェンスともに精彩を欠くプレーが増える。しかしそれでも4Q、QB川添(法1)から鈴木(法2)へのパスが通り得点を挙げるなど下級生の成長も垣間見られた。危ないシーンも見られたものの、終わってみれば49―0と完封でリーグ戦2勝目を挙げた。
 来週26日は前半戦の山場とされている立大ラッシャーズ戦だ。ラッシャーズ戦の結果いかんで今後のリーグ戦の結果を左右すると言っても過言ではない。「来週の試合がおそらく分岐点になると思う」(安田)と選手も警戒している。この駒大戦の結果におごることなく、「挑戦者」の気持ちで来週の試合に臨んでほしい。

☆試合後のコメント☆

岩崎監督
「スコアより内容。2本目で実質とれたタッチダウンが1本というのが大きな反省点。相手が大差で戦意を喪失している状況でとどめを刺せなかったのはまずい。駒大は攻撃がワンパターンだったので抑えて当然。ダウン更新回数を半減させるくらいにならないと上位チームと渡り合うには不安が残る。QBサックについても同様にやって当然。もっと貪欲(どんよく)でもいい。立大戦もいかに早く試合を決めて点差をつけるかがカギ。次も負けるつもりはない」

カラフチコーチ
「まずは0で抑えられたことが大きい。完封は相手にもプレッシャーになるし、自分たちにも自信になる。ただ、心残りだったのは2本目が出てからペースが落ちてしまったこと。力的には十分点がとれるのだから、あとはいかに集中力を持って取り組むか。上位相手だと集中力の差が結果となって表れる。重要なのは大差の試合でただゲームセットを待つのではなく、いかにテーマを持って試合に臨めるか。立大戦はいままで接戦が多かったので是非快勝したい」

加藤主将
「前回の修正点についてはおおむね改善できたが、出だしの悪さと反則の多さが今回の反省点。依然として課題である1本目と2本目の差が後半実質1本しかタッチダウンが取れなかったことに表れていた。立大戦にまでにそれらをどれだけ修正していけるかが課題。ミドルパスやショートパスは徐々に出せるようになってきた。キャッチミスやパスミスを減らすには練習でやったことを出せるかが重要になってくるので、その点は引き続き重点的に取り組む。1週間という短い期間で仕上げ、どれだけ相手を圧倒できるかを考えている。挑戦者の気持ちを忘れずに一戦必勝で戦いたい」

田中(蔵)
「課題はやはり後半。チームとしても良くなかった。自分自身もミスが出てしまった。ランは出るので課題は依然としてパスにある。今日のような試合は点数より内容。改善点は1本目、2本目の差を縮めること、空いているレシーバーにしっかり投げること。リーグ戦はなにより勝つことが大事なので、次も勝ちたい」

安田
「前半良かったが、後半は前半より得点ペースが鈍くなってしまった。やはり(1本目と2本目の)差はある。今日のパスプレーはミスが多かったような印象、ただ田中(蔵)のパスは良かったし、自分たちのプレーをやりやすかった。来週の立大戦は今後の分岐点になる。自分たちのプレーをしたい」

稲見(政経4)
「ディフェンスに関してはこの前の試合よりも成長した感がある。結果だけ見たら完封は満足だが、細かいミスが多いので改善したい。収穫としては、3Q以降メンバーが代わっていても点を取られなかったこと、下級生の出番を増やせたことで下級生の試合へのモチベーションも上がってきたこと」

鈴木
「最初のタッチダウンパスを落としたのがすべて。後半はQBが1年生だったので絶対に捕ってやろうという気迫でやった。全体的には2本目に入ってからリズムが悪かった。立大戦はコンディションを調整して臨む」

高松(政経2)
「オフェンスはいい流れだった。ディフェンスも早大が点を取られた相手を抑えられた。得点の内容はまずまずだが、1本目と2本目の意識の差が課題。パスユニットは日大や法大に引けをとらない。相手が上位になってきた時が勝負」

Next Game
9月26日 対立大戦
14:30 kick off
アミノバイタルフィールド(京王線飛田給駅より徒歩5分)